2016年7月31日

世界は動いている

ドラクロワ作「民衆を導く自由の女神」
中央で国旗を振りかざしているのが、フランスのシンボルの女性マリアンヌ。

「東京都知事、小池百合子さんに決定」というニュースは早くもフランスでも報道。
これまで男性優先の国と思われていた日本で、女性都知事は初めてと大きく、しかも好意的に報道。小池さんの経歴ももちろん紹介され、その輝かしい職務から日本が新しい時代に入ったような印象です。

ローマもパリも市長は女性。しかも美人。小池さんもお洒落が上手で、話術に富み、世界規模の女性なので、とても楽しみです。オリンピックを控えている大都市にふさわしい都知事です。

イギリスとドイツは首相は女性。アメリカも恐らくヒラリーでしょう。
フランスは女性が首相 だった時代もありますが、大統領はまだ。そういえば、旧体制の時代には 女王もいなかった。

いずれにしても、女性の実力があちらこちらの国で認められ、世の中が急激に変化しているように思えます。
ナンだかたくさんのパワーが沸いてきそう。

2016年7月30日

インテリな鳩

何故か気になる木。
公園のお散歩。これはいつものこと。
でも今日は一本の木に吸い取られるように近づく。なぜって、その木にただならぬ気配を感じたから。
丸く刈った木に大きな穴があいている。そうなると気になるもので、ちょっとのぞいてみたくなる。

木の中に気品ある鳩が。
理想的な巣だと、ここで子孫を残すのかしら。
中をそっと見ると、ナンと鳩がいるではないですか。
しかも、枝に上手に止まっている。
私がのぞくと、チラッとこちらを見る。
でも、すぐに顔を背けて
「な~んだ、大した人じゃない」
と言っているみたいに完全無視。
凜とした姿に気品がある。もしかしたら女王さまかも、とますます気になる。

2016年7月28日

パリの犬たち 87

アツ~イ、スッキリした~い。
ずっとガマンしてきたけれど、やっぱりアツイ。
バッサリ切って涼しくしてほしいワン。
それに、どこもかしこも丸いから、ボールに間違えられたら困る。

2016年7月27日

花はいつもキレイ

姿は小さいけれど、大きなパワーを与えてくれる街角の花たち。
いろいろな出来事が世界中であり、不安がはびこっているこのごろ。
街の一角に何気なく植えられた花。
その鮮やかな色彩と、しっかり上を向く姿が勇気を与えてくれます。

2016年7月23日

バーゲンの最後がすごい

道路上の派手なお誘いに心が乱れます。
7月もあと少しで終わり。
秋が来る前に秋物を並べる服のブティックは大変。夏物大整理とばかりにバーゲンも半端ではない。ナンと70%引きなのです。

フランスではそれまで売っていた品を値下げするので、本当にお買い得。
でも、ここまでの値下げを待っていると、普通サイズの36、38は残っていない。だから早めに足を運ばなくてはいけない。

女性は多分、皆、経験していると思うけれど、正価で買ったお気に入りの服が、バーゲンで半分以下になっているのを見ると、すごくがっかりする。

落胆度が大きい私は、 その服を着る気さえ失って、洋服ダンスの片隅に追いやってしまう。多少高いと思ったけれど、
「気に入っているし、私に似合っているからいいの。ご機嫌なの」
などと見せびらかしていたのに、半額になっているのを見ると、急にその価値が消えうせたように思えてならない。だから着るのもイヤになってしまう。

どの服がバーゲンまで残るかなど、分からないから苦労が絶えない。このように女性には非常にデリケートで複雑な悩みがあるのです。

2016年7月22日

パリの犬たち 86

み~んなヴァカンス
パリには今、お友だちがあまりいないの。
みんなヴァカンスでどこかに行ってしまって、とってもさみしい。
でもワタシももうじきお出かけ。ブルターニュの海に行くの。
そこでステキな出会いがあるかも・・・・
キレイにシャンプーをしてもらって、準備OKよ。


 

2016年7月20日

パリの犬たち 85

もっと気をつかってほしい・・・
パパがスーパーに入っている間、ずっとひとりで待っているワタシ。
すっごく座り心地が悪いの。たばこのすいがらもあるし、健康にも悪い。
その上、今日のパリは36度。あれやこれやでもう大変。気をつけてほしいワン。


2016年7月18日

ステキなプレゼント

京都・本田味噌本店の「一わんみそ汁」
7月上旬から10日ころまで、様々なイヴェントがあり、たくさんの友人や知人がパリにいらしたことはブログでお伝えしました。その際にプレゼントもたくさんいただき、とても嬉しかったけれど、今日まで開けてみる時間がありませんでした 。原稿もたまっているしで精神的余裕がなかったのです。

それで、今日次々と開ける度に、
「まあ、ステキ」
「ワーッ、おいしそう」
の連続。

新茶もあるし、水羊羹、海苔の詰め合わせ、和菓子など食べ物がほとんど。どれも高級で自分では買って食べられない品ばかり。気をつかって下さってありがとうございます。

そうした中に見慣れない品が・・・
一瞬、モナカかと思ったら、何とお味噌汁。
包装紙を注意して見る。
「一わんみそ汁」
と書いてある。そうなのです。これをお椀に入れてお湯を注ぐと、それはそれはいい香りのお味噌汁になるのです。
何というアイディア。生産地は京都。包装も雅な感じがあり、パリにいながら日本情緒を味わっています。

2016年7月17日

ニースの惨事 

半旗を揚げている官庁関係の建造物。
ニースの海岸は「天使の湾」と呼ばれ、高台から見るゆるやかなカーヴを描く姿は息を呑むほど美しい。その海岸沿いの「イギリス人の散歩道」は、かつてイギリスの貴族や富豪が散歩を楽しんでいた優雅な道路。沿道には高級なホテルや別荘が並び、そこで夏のヴァカンスを過ごす人が、毎年世界中から多数集まります。

そうした夢のような地で、想像を絶する惨劇が革命記念日に起き、フランスはいまだに衝撃から抜け出られないでいます。トラックによるテロで86人もの尊い命が奪われたのです。

15日夜の最も充実したテレビニュースは、ヴァルス首相を迎え100%この惨劇に捧げられました。そして今日も、官庁関係の全ての建物に半旗が揚げられ、哀悼の意を表しています。

2016年7月15日

7月14日

毎年シャンゼリゼで、華々しい軍事行進が行なわれる7月14日。
この日は革命記念日で、フランス共和国にとって非常に重要です。勇ましく感動的な国歌がいたるところで歌われ、首都のパリでは、誇りに満ちた力強い軍事行進の余韻は、午後になっても消えることがありません。

夕刻には、エッフェル塔の足元に広がるシャン・ド・マルスで、一大野外コンサートが開かれ、 暗くなった頃花火が高々と上がり、愛国心を掻き立てられないではいなかった日。今年のコンサートも、多くの人に馴染みがあるクラシックばかり。ビゼー、ヴェルディ、サンサーンスなどの美しい音色に、集まった約40万人もの人が魅了された日。

そのころ、南仏のニースで悲劇が起きていたことを今朝知って、大きな衝撃を受けたフランス。
心よりお悔やみを申し上げます。

2016年7月13日

パリの犬たち 84

ずいぶん偉そうな歩き方
「パリの王様」って呼ばれているボク。
だから、すごく偉いんだワン。

現実に戻って原稿書き

オマール海老のフライ。お洒落な盛り付けでしょ。
7月上旬から続いていたオートクチュール、ハイジュエリー、会食の夢のような日々が終わって、たまっている原稿書きが始まりました。

今月末までに3つの大切な原稿があり、やっと書く気になったところ。これが終わらないとヴァカンスも返上しなくてはならない。そんな人生はイヤ。だから、今日から頑張って書きます。

鴨のロースト。絶品ばかりでまた直ぐに行きたくなる。
その開始前に大好きなTOYOでディナー。どれも新しいお料理で、運ばれるたびに歓声。あれもこれも見た目にお洒落だし、味はとっても繊細。
レッドワインと一緒にいただく幸せは、忘れられないほど。

その余韻でしっかりとお仕事に励みますね。
でも、書き終わったらまたTOYOに行くつもり。中山クン、よろしくね。

2016年7月12日

マンガの世界が現実に?!

パリのど真ん中でかわい子チャン大集合、やはり目立ちます。
乙女チックな女の子が集まって、なにやら楽しげにおしゃべり。彼女たちが着ているドレスが、まるで少女マンガの主人公そのもの。レースやリボン、フレアがたっぷりのドレスは、どれも現実からかけ離れていて、それを身につけている女の子たちが、息をしたり、ましてや歩いたり、おしゃべりしているのが不思議なくらい。

そう、まるで、お人形さん。メーキャップも現実離れしていて、瞳が見えないくらい厚いアイラッシュをつけている。日本人もいるようだけど、ブロンドの鬘を被っているからフランス人との区別がまったくつかない。

夢あふれるドレス、トートバッグ、置物、その他小物がいっぱい。
3 rue Saint Roch 75001 Paris
気をつけて見ると、彼女たちが集まっている後方に、ロリータ・ファッションとして売り出した「アンジェリック プリティ」のショップがあるではないですか。
チュイルリー公園近くに7月上旬にオープンしたばかりだそう。それを記念してウェスティン・ホテルで新作発表のファッションショーとティーパーティーを開催。その場にふさわしい装いで出席することが条件だそう。

これだけ大勢のかわい子チャンが集まると、視線を捕らえないではいない。立ち止まって彼女たちの姿をカメラにおさめる人が何と多かったことか。私もそのひとり。

そういえば「カワイイ」という日本語が、そのまま通じるようになったパリ。このようなイヴェントもぴったり。甘いケーキとよく似合います。

2016年7月11日

フランス 残念

ユーロ2016年の決勝戦はフランス対ポルトガル。フランスは主催国とあって、その応援は国をあげて熱狂的でした。3人にひとりはテレビを見て応援していたけれど、残念ながら王座をポルトガルに譲ってしまいました。

本来ならば勝利パレードをシャンゼリゼで行なったはず。それなのにポルトガルの国旗がひるがえって、皆、意気消沈。誰もがフランスの勝利を疑っていなかっただけに、落胆も大きい。一夜明けた月曜日は静かで活気がない。このまま経済も下降線をたどりそう。

とは言うものの、フランスは過去に二度もヨーロッパチャンピオンになったというのだから、いいではないかと思う。ポルトガルは今回が始めてだから、その喜びがいかなるものか。
 フランスは14日のパリ祭のシャンゼリゼ大行進で、元気を取りもどして欲しいと思うばかり。

2016年7月9日

シャネル 新作ハイジュエリー

麦の穂が最も美しい姿を見せる収穫期を表現するネックレス。
イエローダイヤモンドが特にゴージャス。
マドモワゼル シャネルが幸運のお守りとしていた「麦の穂」。それが今回のハイジュエリーのテーマ。総数62点にものぼる「麦の穂」に捧げるジュエリーは、その成長過程を煌びやかな宝石やゴールド、プラチナなどで描き、鮮烈な印象と感動を与えないではいません。
 
何て優美なブレスレットなのでしょう。
目眩を覚えるほどの輝きが、全細胞を驚喜させないではいません。
麦はマドモワゼル シャネルが子供時代を送った地で、彼女の成長をずっと見守っていたのかも知れません。ピンと真っ直ぐに立つ麦には、凜とした美しさがあり、風に揺れる穂には自由が漲り、陽光を受けて黄金色に輝く麦。

マドモワゼル シャネルにプレゼントした
ダリの絵からインスパイアされた
オリジナリティーあふれるブローチ。
豊穣のシンボルであり枯渇しない麦。踏まれることによってより一層強くなる麦。それをお守りのひとつとしていた彼女は、アパルトマンのインテリアのモチーフとしても多く使用していたほど。友人のダリは、そうした彼女に麦の穂を描いた絵をプレゼントしました。

黄金色の麦の穂を束ねた
ブーケのフォルムの置き時計。
時計を取り外すことも出来ます。
再生するパワーを持ち、豊かに実り、美しい金色の穂をなびかせる麦。その強い生命力がマドモワゼル シャネルを守っていたとなると、「麦の穂」のジュエリーのひとつひとつに彼女の魂が生きているように思えてなりません。

2016年7月8日

デビアス ニューコレクション

生花が芳香を放つイギリス庭園の中に、優美な姿のジュエリーを飾る発想。
卓越したクオリティーのダイヤモンドを誇るメゾンならでは。
「ダイヤモンドは永遠の輝き」
このフレーズを象徴とするデビアスのダイヤモンドには、やはり、格別な気品がみなぎっています。

ロンドンへのオマージュと愛を、
背景の詩情あふれる写真とジュエリーで表現。



今回のオートクチュール期間にデビアスが披露したジュエリーは、ロンドンへのオマージュ。都市の姿にインスパイヤーされています。
会場に入った瞬間に目を奪うのは、壁を飾る無数の生花。華麗なバラやアジサイが、愛らしい小さな花と相まって、イギリス庭園を形成しているのです。床には本物の芝生が植えられ、敷石も整然と並べられています。緑香る庭園に招かれたようで、喜びで顔が一挙にほころびます。

アシンメトリーのデザインが現代的。
その革新性が素晴らしい。
「ダイヤモンドの王者」と呼ばれるメゾンだけあって、ジュエリーはトップクオリティーのホワイトダイヤモンドばかり。永遠に続く輝きを散りばめるどの作品も、カットとセッティングで最高のきらめき。改めてホワイトダイヤモンドの良さを堪能しました。
イギリス庭園と美を競い合う4人。
左から大竹さん、私、富澤さん、加藤さん。

2016年7月7日

ショーメ 新作ハイジュエリー

幻想的な深紅のユリの花。
赤いユリの中は、
ご覧の通り赤い貴石のジュエリー。
革命以前の1780年に創立した由緒あるジュエラー、ショーメのニュー・コレクション発表は、ヴァンドーム広場に面した本店で行なわれました。

アーティステイックな植物の歓迎。
驚きと感激で歓声をあげないではいられない。
今回のテーマは自然。
重厚なカーペットを敷き詰めた幅広い階段をのぼり、中に入った途端、思わず歓声をあげてしまいました。背の高いアーティスティックな植物が、両サイドだけでなく天井にも並んで大歓迎なのです。
その先は鮮やかな深紅の花装飾の大きなサロン。中央には、もちろん、赤い宝石を散りばめた、目も心も奪うジュエリーが展示されています。

サファイアの大きさと輝きに目眩を覚えます。
奥のサロンに足を運ぶと、豊かに育つ麦や、幻想的な植物とジュエリーが相まって、夢の世界へといざなってくれるのです。
こうした息をのむほどの演出は、さすが優れた美意識のメゾンならでは。

ショーメ・ジャパンの渡辺さんと。
自然への想いを表現するジュエリーは、ショーメが大切にしているテーマのひとつ。ナポレオン一世の妃ジョゼフィーヌは、優雅になびく麦を描くティアラをショーメにオーダーしました。今回、その貴重なティアラも拝見できたのは、意義あることでした。

2016年7月5日

オートクチュール コレクション

エレガント極まりないロングドレス。一度くらい着てみたい。
2016-17 秋冬オートクチュールコレクションの発表で賑わいが戻って来たパリ。
やはりパリは、このような華やぎが良く似合う街 。

タイのプリンセス。
モードに格別の関心を抱いていらっしゃいます。
待望のディオールのコレクション発表は、モンテーニュ通りの本社のサロンで行なわれました。エントランスの前はカメラマンが雛壇状に待ち構えていて、女優や歌手、そのほかのセレブリティが、 艶やかな姿を見せるたびにシャッターをきる音が一斉に響く。カチャカチャと結構楽しい音です。

コレクショソにちなんだ白いブーケが、
入り口でお出迎え。
中に入ると白一色の満開の花が豪華に生けられているのが見え、
「もしかしたら今回のテーマが白なのかも」
などど、心を弾ませて階段をのぼると、あちらこちらにアジサイを主とする純白のブーケがたくさん飾られ、椅子も白。それだけでなく、壁もこの日のために新しく塗り替えたようで、輝くばかりの白。ところどころにゴールドがあり、気品ある華麗さをかもしだしています。

ゲランのミューズ。ナタリア・ヴォディアノヴァ。
「5人の子供がいるの」
と気さくに話すトップモデル。
それにしてもこのチャームとスリムな肢体は素晴らしいの一言。
創立者クリスチャン・ディオールがそうであったように、今回のショーをメゾンで開催しただけあって、その原点を彷彿させるかのように、「バー」ジャケットを基本とする作品が目立ちました。
いつの世にも愛される不変の 「バー」。そこに現代性を加味し、若い息吹を吹き込んだ作品は、どれも不必要なものを取り除いたピュアで、爽やかで、体に負担をかけないような優しさがあり、この上なくエレガント。

白と黒だけのこのコレクションは品格があり、澄み切った空気を心身で味わった印象を受けました。招待客のセリーヌ・ディオン、マリオン・コティヤール、ジョニー・アリディもきっと魅了されたことでしょう。

2016年7月3日

カルティエ 新しいジュエリー発表のソワレ

ゴージャスで個性的なネックレスとブレスレット。
エメラルド、ダイヤモンド、イエローゴールド。
常に画期的なアイディアと、それを形にする熟練のサヴォワールフェールで、世界中の人々を魅了し続けているカルティエが、またまた驚異的なジュエリーを発表。
テーマは「カクテュス」。
そうです、温度差が激しい砂漠に育つ、強い生命力を持つあの植物。

ヴォリュームがあるパワフルなブレスレット。
ダイヤモンド、ラピスラズリ、イエローゴールド。
自然界の様々な不思議が集まって、個性的な姿を形成し、鮮やかな色合いの花を咲かせるカクテュス。そこには視線を捕らえないでいないパワーがあります。

本物のカクテュスも今宵を共に祝います。
カルティエによってジュエリーになったカクテュスは、ヴォリュームがあり、自己主張があり、繊細で華麗。
「カクテュス ドゥ カルティエ」がかもし出す存在感には、魂に届くような忘れがたい輝きが息づいています。

自然の恩恵を味わえるお洒落な絶品ばかり。
このコレクションの発表は、エッフェル塔が見えるトロカデロの会場で行なわれ、カクテュスの生まれ故郷、砂漠の近くにいる思いを抱かせる装飾。さすがこだわりのカルティエ。

嬉しさを隠し切れない私たち。左から夏実さん、私、水戸さん。
お料理はどれもこれもお洒落。 洗練された盛り付けもお味も、最高でした。途切れることがない会話をはさみながら美味を楽しんだ後、テラスで軽快なミュージックに乗ってダンス。

テラスに灯された明かりとエッフェル塔のイルミネーションに心を浮かせながら、
終わりなき夜会は真夜中過ぎまで続きました。


ジュエリーのような煌びやかな輝きに満ちた、パリならではのソワレでした。

2016年7月2日

カルティエ現代美術財団で「グレイト アニマル オーケストラ展」

宮崎学さんの作品。
次々に優れた現代アートを紹介しているカルティエ現代美術財団で、アニマルをテーマとした「グレイト アニマル オーケストラ展」を開催。写真家の宮崎学さん、音楽家の坂本龍一さん、美術家の杉本博司さんほか、様々な国籍のアーティストのグループ展です。

杉本博司さんの作品。
それぞれの特有の感性で捕らえた動物や鳥の生活、動き、愛の表現の仕方など、思いがけない姿が見られ、大変興味深い展覧会です。

多くの作品を観賞した後、パリが一望出来るカルティエ現代美術財団のテラスで、格別な才能を持つアーティストたちと、楽しくオリジナリティあるランチ。
前々から尊敬している坂本龍一さんとお話できたことは、この上ない幸せでした。
いつまでも大切にしておきたい思い出です。

2017年 1月8日まで開催。

2016年7月1日

ラリック ハイジュエリー


鮮やかな配色がゴージャスなネックレスと
右下はインパクトあるブレスレット。
ダイヤモンド、パール、サファイヤ、
そして、もちろん、クリスタル。
黒のシンプルなドレスにぴったり。、
高級クリスタルで世界に名を轟かせているラリックが、うっとりするほどステキなハイジュエリーを発表。コンテンポラリーでありながら、伝統美のスパイスをさらりと入れている逸品。色彩にもデザインにも見られる独創性が印象に残ります。
今回特に目立ったネックレスのご紹介です。