新刊のお知らせです。
タイトルは写真でご覧の通り
「最期の日のマリー・アントワネット ハプスブルク家の連続悲劇」
講談社+α文庫
ヨーロッパの歴史に多くの痕跡を残し、
今なおオーラを放っているハプスブルク家。
長い歴史を誇るこの名門を、
いつかの日にか本にしたいと思っていました。
それが今回実現し、とても嬉しいです。
ハプスブルク家は、結婚政策により国土と勢力を広げ、
ヨーロッパに大帝国を築き、
700年もの間君臨していました。
そのために、歴史に刻んだ栄華は数知れないほど多い。
けれども、悲劇が何度も襲ったのも事実です。
ハプスブルク家の長い歴史を紐解いていくと、
世界を驚愕に陥れた悲惨な出来事は、
不思議なことにマリー・アントワネット以降に連続的に起きているのです。
そこに焦点を合わせて書いたのがこの本で、
5つの章に分かれています。
最期の日のマリー・アントワネット
メキシコに散った若きマクシミリアン
ルドルフ皇太子の悲惨な情死
レマン湖のほとりで終焉を迎えたシシー
サラエヴォに轟いた銃声 フランツ・フェルディナント大公夫妻暗殺
難しい表現を避け、気軽に読める文体で書きました。
たくさんの方々に読んでいただけたら、
とても、とても、とても幸せです。