2024年4月24日
マリー・アントワネット自叙伝 26
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母になりました 1778年12月18日の真夜中を少し過 ぎた頃でした。陣痛を感じた私はすぐに女官 長ランバル公妃を起こしました。公妃は夫を 呼びに行かせ、あわてふためいた夫は、急いで支度をして私の寝室に入ってきました。信じられないかもしれませんが、国王夫妻の寝室は別々...
2024年4月20日
エカテリーナ2世、愛人オルロフへの破格のプレゼント
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ロシア女帝エカテリーナ2世(1762-1796) 34年間ロシア女帝として君臨していたエカテリーナ2世が、情熱家で、公の愛人だけでも10人以上いたことはよく知られている。その中で、彼女が若いころに出会ったグリゴリー・オルロフへの愛は、格別だったようです。 ピョートル皇太子とエカ...
2024年4月14日
マリー・アントワネット自叙伝 25
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お兄さまがヴェルサイユ宮殿に お母さまと共同でオーストリアを治めているヨーゼフ2世お兄さまが、ヴェルサイユ宮殿にいらしたはこの上もない喜びでした。何しろ結婚してから家族に会うのは初めてのこと。うれしくてうれしくて、子供のようにはしゃいでしまいました。 ヴェルサイユの森を切...
2024年4月11日
「宰相ロランの聖母」とチュイルリー公園
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春らしい日差しの中で、木や花がキレイな色を見せていて、散策する人が一挙に増えているチュイルリー公園。ここの大きな楽しみは、毎年、異なるテーマでお花が植えられること。今年はルーヴル美術館の秘蔵品、ヤン・ファン・エイクの名作「宰相ロランの聖母」がテーマ。この名作の修復が完了したお祝...
2024年4月8日
デザイン&アート展
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パリはやはりアートを大切にする街。今年も、デザイン&アート展を開催。思った通り大勢の人出で、会場全体に熱気にあふれていて、しかも外国人が多い。コレクターが様々な国から訪れるのです。あちらこちらのブースで、くわしい説明を聞いたり、価格を聞いたり。服装もきちんとしていて、まさに大人...
2024年4月5日
国会議事堂の正面にミロのヴィーナス像が
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オリンピックの準備が着々と進んでいるパリ。いかにしてパリらしい、というより、いかにしてパリならではのオリンピックにするか、それが一番重要なこと。つまり、いまだかつてないほどの、個性的なパリ・オリンピックにしたいのです。その具体的な例のひとつが、セーヌ川でのオープニングセレモニー...
2024年4月1日
マリー・アントワネット自叙伝 24
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ローズ・ベルタンとレオナール シャルトル公爵夫人が紹介してくださった ローズ・ベルタンは、飛びぬけたセンスを持 っているデザイナーで、私がそれまで着てい たドレス全部が時代遅れに見えるほど、斬新 な服作りに長けた女性でした。 フランスだけでなく、 ヨーロッパ全土に名を轟かせ...
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