2015年12月4日
マリー・アントワネット 絵で辿る生涯 31
アマゾンの姿に描かれた王妃。
国王と狩猟を楽しむ王妃。
小さい頃から活発だったマリー・アントワネットは、じっとしているのが苦手でした。
いつも何かしていたい彼女は、馬を走らせるのも得意。
母マリア・テレジアは、落馬して子供が生まれない体になったら大変だからと、何度も乗馬を止めるように説得しましたが、一向に止めなかった王妃です。
その母も乗馬の名手でした。
狩猟の服装にも気を配っていた王妃は、好きなバラの花を一箇所につけていました。ボタンもダイヤモンドが多かったようです。
凜とした姿勢は高貴な生まれの彼女にふさわしい。王妃はこの気高い態度を、最期の瞬間まで保ち続けます。
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