2017年12月16日

ブラスリー・ブノワでにぎやかに女子会

女性6人の、まことににぎやかで華々しい女子会をブノワで楽しみました。
1912年にオープンした4区のブノワは、ブラスリーで唯一の星付き。現在はかの著名なアラン・デュカスがオーナー。

20世紀初頭の趣をたっぷり味わえるインテリア。
1912年の創業以来、グルメに欠かせないブラスリー。
創業当時の典型的なパリのブラスリーの趣が引き継がれていて、それも魅力のひとつ。
浮彫をほどこしたガラスの仕切り、壁にはめ込まれた大きな鏡、窓辺のレース、太い柱、木彫・・・そのどれもが20世紀初頭の良き時代に浸る心地よさを与えてくれます。

ここでは、時代の流れに動かされない本物のブラスリーのインテリアと、伝統的フレンチを味わえます。

プレゼンテーションのプレートはリモージュ焼きのレイノー。
光沢のある白地ときめ細やかな絵柄で有名です。
シャンパングラスがおしゃれなので、
サーヴィスの人に伺ったら、
「ムッシュー・デュカスのコレクションで、
19世紀のグラスです」。

こうなると、お味も一段と素晴らしく感じられます。
最初にいただいたのはサーモン。
身が厚いのでサーモンの美味をしっかり味わえます。
そえ付けのポテトがおわかりしたいくらい美味しい。
メインの舌平目。
このようにロールにしているのは初めて。
付け合わせはホウレンソウ。

どれも量が多いけれど、これが伝統的フレンチの特徴のひとつ。
全部いただきましたよ。
サーヴィスはきびきびしていて、気持ちいいほど。
笑顔を絶やさないし、一度何か頼むと必ずそれを実行してくれる。

軽いお料理がもてはやされている今日この頃ですが、体の中にいつまでも残るしっかりしたお味の正統なフランス料理はやはりいい。それを満喫できる貴重なレストランです。
6人の女子会。
言葉をいつ挟もうかと、タイミングをつかむのが難しいほど、
にぎやかで楽しい夕食会でした。

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