2018年8月14日

トルコ アンタルヤ近郊のミニトラベル

長く貴重な歴史を刻んでいるトルコは見るところが多く、とても一度では回り切れない。
イスタンブールやエフェソスで訪問した歴史的名所・遺跡は、数年経った今でも思い出が鮮明に蘇るほどインパクトがあります。

アンタルヤの地中海には本物の青がある。
心が吸い取られそうなほど美しい。

地中海に面した南西部のアンタルヤには、また異なった魅力があります。
まず、真っ青な海の色。どこまでも続く限りないブルーの世界に心が晴れ晴れします。

アンタルヤは古い時代からリゾート地として有名ですが、それ以上に素晴らしいのが、そこから日帰りで行けるいくつもの名所。

特に迫力あるのがパムッカレ。
小高い丘の上に石灰棚が続き、所々にある窪みの温水に人々が浸かっている。水着姿の人もいれば、服を着たままの人もいる。ここの温水が健康にいいとされているのです。

「綿の宮殿」という意味のパムッカレ。
たくさんある窪みには温水が。

ツーリストが多すぎ、年々規制が厳しくなっています。

世界遺産に登録されているはパムッカレは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。その名の通り綿に見えたり、雲にも見える白亜の大規模な石灰棚は、類のない絶景。

パムッカレからアンタルヤのホテルにバスでもどるとき、夜空に煌めく無数の星が、手をのばしたらつかめそうなほど近くにあり、大感動。それだけ空気が澄んでいるということなのでしょうか。まるで宇宙の真っ只中にいるみたい。


トルコは地震も多い国なのに、
石を積み上げて建築したローマ時代の劇場が、
いまだに残っているのは不思議です。

古代の人は優秀だったのですね。
階段が多いし、暑いし、一休み。

アスペンドスの古代劇場はローマ時代のもので、ほぼ当時のまま残っているとのことで貴重です。今でもコンサートなどが開催されるそうですが、15000人も収容できる大規模な劇場を造ったローマ人の凄さに驚くばかり。

いろいろな国を旅するごとに、ローマ人が造った神殿や劇場に圧倒されます。ローマの支配がなかったら、文明はどうなっていたのかと、いつも思います。

きれいなカーヴを描くマナガット滝。
マナガット滝はとても優雅です。
横長のゆるやかなカーヴを描いていて、激しさがないのが気に入っています。涼しさを満喫できる気品ある姿に、緑の中で突然出会えるのが素晴らしい。

地中海のとっておきのブルー。

小舟は海と仲良しになれるから理想的。
アンタルヤ滞在中に、小舟に乗って海の様々なブルー巡りもいい。澄み切った水に手で触れると、心身が浄化されるようです。

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