ヴォロンテール(12号線)
近くのヴォロンテール通りが駅名の源。この道路をつくるために、近辺に住む住人たちがボランティアで働いたためにヴォロンテール(フランス語でボランティア活動のこと)と名付けられました。
ヴォロンテール通り37番地にサン・ジャック病院があり、その前で第一次世界大戦の英雄ポール・メストルの立派な葬儀が行われました。いくつもの輝かしい勲章を授与されたメストル将軍は、この病院で生涯を閉じたのです。
ポール・メストル将軍(1858-1922) |
1922年7月27日、ヴォロンテール通り37番地の サン・ジャック病院前で執り行われたメストル将軍の葬儀。 |
サン・ジャック病院の創立を思い立ったのは、新しい治療方法ホメオパシ―に情熱を捧げる医者たちでした。誰もが持っている自然治癒力に働きかけるこの治療方法は、19世紀後半から注目されるようになったのです。
当初、病院はサン・ジャック通りにあったのですが、1884年、ヴォロンテール通り37番地に移り、現在はホメオパシ―専門ではなく総合病院になっています。
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