フランスの夏のヴァカンスは、7月にとる人、8月にとる人と、大きくふたつに分かれ、9月は日焼けした顔で、ヴァカンスどうだった? という挨拶で始まる。仕事も学校も、みな、9月上旬から通常通り。
その9月に入り、パリが一挙に賑わい、特に、ランチタイムのレストランがすごい。「衛生パス」という、ややっこしい決まりがあるにもかかわらず、どこもすごい人、人、人。場所が足りなくて、メトロの入り口の周りにさえ、テーブルが置かれているほど。本当に、みな、「衛生パス」を持っているのかしら、と疑いたくなるほどの人出。
「衛生パス」が必要なのにもかかわらず、レンチタイムのレストランは すごい賑わい。メトロの駅の周囲までも、ご覧の通り、テラス席が占領。 |
ただ高級レストランは、利用者が少なく、結構、大変みたい。星付きレストランはツーリストがほとんどなので、まだまだ、時間がかかりそう。ツーリストと言えば、デパートも同じで、50%は外国のお客さまなので、それがコロナでパリに来る人が少なく、それだけ経営が厳しいと、デパートのディレクターのお話。「衛生パス」やマスクのチェック、消毒液で手を洗うのだから、そこまでして行く気にならないのは、よくわかる。
これが数年続いたら、デパート倒産があっても不思議ではない。
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