マレ地区の3区にはレインボーがたくさんある。特に、パリ市庁舎から延びているrue des Archives は、レインボーカラーがあちこちにあって、歩いているだけでほのぼのとした、あたたかい空気にすっぽり包まれているように感じる。
広いテラスの上に虹色の傘が無数に飾られているブラスリーもあるし、横断歩道にも鮮やかな色が楽し気に躍っている。それも一ヵ所ではなく、あそこにもここにも、といった感じ。
レインボーカラーが生まれたのは1978年で、生誕地はサンフランシスコ。当初は8色あったらしいけれど、今は6色でそれぞれ意味がある。日本は虹は7色だけど、ヨーロッパは6色で、ちょっと違いがあるみたい。
レッド(生命)、オレンジ(癒し)、イエロー(太陽)、グリーン(自然)、ブルー(ハーモニ―)、バイオレット(精神)。こうした意味を持つ6色は、LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の社会運動の象徴の色。
レインボーカラーを公共の場にも許可しているパリは、本当に寛大。革命の時のスローガン「自由、平等、友愛(博愛)」が、今でも生きているのです。
レインボーカラーの傘が、遠くから人々の視線を引きつけないではいない。 ここにもレインボーカラーが。 |
ほ~ら、ここにも・・・ |
おお、足元にも・・・ |
何と言ってもこのブラスリーのテラスが一番目立つ。 ブラスリーの入り口の両サイドの壁にも、レインボーカラーがある。 この界隈はなぜかイタリアンが多く、陽気で明るく、しかも虹色がたくさんあって、 誰もが幸せそう。 |
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