春らしい日差しの中で、木や花がキレイな色を見せていて、散策する人が一挙に増えているチュイルリー公園。ここの大きな楽しみは、毎年、異なるテーマでお花が植えられること。今年はルーヴル美術館の秘蔵品、ヤン・ファン・エイクの名作「宰相ロランの聖母」がテーマ。この名作の修復が完了したお祝いに、ルーヴル美術館では特別展が開催されています。
「宰相ロランの聖母」1435年頃の作品。 細密なディテールに圧倒されないではいない。 |
チュイルリー公園ではこの作品に見られる色に合った花々を選び、独特な雰囲気を放っています。その近くには絵の写真と、花の名前を書いたボードがあり、わかりやすく解説。美術館に隣接する公園ならではの配慮です。ヤン・ファン・エイクは私が好きな画家のひとりなので、近日中に、彼に捧げるフランス最大規模の展覧会を鑑賞するために、ルーヴル美術館に行きます。
自然に植えられた、のびのびした花たち。 アネモネ、チューリップ、ナルシスetc |
「宰相ロランの聖母」へのオマージュは、 公園いっぱいに広がっています。 |
花壇の近くのボードには 「宰相ロランの聖母」の写真と 花の名が書かれています。 |
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