2024年5月22日

華やかなカンヌ国際映画祭

12日間に及ぶ世界最大規模のカンヌ国際映画祭が5月14日に開幕。77回目の今年は日本人が大いに活躍。

誰もが夢見るパルムドール。
ゴールドのパルム(シュロ)の製作費は2万ユーロ。

映画祭のメイン会場。
紺碧の地中海に面したコンテンポラリーな建物です。
映画祭のシンボルのレッドカーペット。
2021年までは毎日3回変えていましが、
経費節約のため、現在は1日1回です。

「パルムドール」審査員に是枝裕和監督が選ばれたのをはじめとし、長年に及ぶ映画界への貢献を称える「名誉パルムドール」をスタジオジブリが受賞。さらに28歳の若い奥山大史監督の「ぼくのお日さま」が、「ある視点」部門で大きな話題を呼び、日本映画の素晴らしさを発揮。

今年はいくつかサプライズがあり、その筆頭にあげられるのは、俳優犬メッシがレッドカーペットに登場したこと。昨年パルムドールを受賞した話題作「落下の解剖学」で、名演技で活躍した犬だけあって、居並ぶカメラマンのフラッシュを浴びてながらポーズまでとる余裕。

もうひとつのサプライズは、オリンピック聖火がオリンピック組織委員会会長やアスリートによって、レッドカーペットをのぼったこと。25日が最終日ですが、また何かサプライズがあるかも。

スターが滞在するホテルの前は、
報道人と群衆で連日おおにぎわい。
昼間は街や海辺で過ごし、
夕刻の
セレクションされた映画鑑賞のために着飾って、
レッドカーペットをのぼるのは、
やはり心地よい。

約500人のカメラマンが
一斉にフラッシュをたく、その中を歩くのは
深く印象に残ります。

映画鑑賞後、着飾ったままそろぞ歩きをしたり、レストランやバーで時を過ごしたり、浜辺の仮設テントの中や高台の豪華な館でソワレが催されたり・・・
5月の穏やかな気候の中で開催されるカンヌ国際映画祭は、毎日が祭典で格別な雰囲気があります。

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