デュゴミエ(6号線)
将軍ジャック・フランソワ・デュゴミエの名が駅名です。
ジャック・フランソワ・デュゴミエ(1738-1794) |
フランス領だったグアドルーペにイギリスが侵略した1759年、21歳のデュゴミエは対イギリス戦で活躍しますが、フランスは敗北。グアドルーペはしばらくの間イギリス領になり、1814年に再びフランス領になります。
グアドルーペはコロンブスが発見した島で、スペインのサンタ・マリア・デ・グアドループ修道院にちなんでグアドルーペ島と名付けられました。現在はフランス海外県です。
革命最中の1792年にフランス本国に渡ったデュゴミエは、愛国心を評価され議員に選出され、軍の重要なポストに就きます。
1793年9月18日から12月18日まで続いた 南仏のトゥーロン攻囲戦 |
24歳のナポレオンがこのトゥーロン攻囲戦の指揮をとり 秀でた戦術でトゥーロン港を奪回します。 ナポレオンが歴史に登場した重要な戦いです。 |
トゥーロン攻囲戦で活躍したデュゴミエでしたが、その後のスペインのカタルーニャでの戦いで56歳の生涯を閉じます。
トゥーロンでの彼の功績を高く評価していたナポレオンは、後年、デュゴミエの息子に多額のお金を贈与しています。
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