それをお祝いする式典が、6月19日夕方、パリ市長舎で行われました。
シャンデリアと天井画が豪華な間で、パリ副市長、門川大作京都市長のご挨拶でセレモニーが始まり、その後、力強いお能を鑑賞。
これほど近くでお能を鑑賞するのは初めて。 お囃子を耳にするたびに、こうした文化を保つ日本を誇りに思います。 |
舞台の上ではなく、客席と同じ高さでしかも身近なので、迫力がぐんぐん迫ります。お囃子が続く中、コシノジュンコさんのショウがそれに続きます。
お能とコシノジュンコさんの作品が見事に融合していて、少しの違和感もない演出が見事。京都ならではの雅の世界が展開され、夢の世界にいるようでした。
お囃子が続く中、 コシノジュンコさんのコレクションが披露されます。 |
鮮やかな色、大胆なライン。 個性的なヘアスタイル。 皆、言葉を失って見入ります。 |
羽衣を思わせるアイディアが素晴らしい。 |
日本の伝統と現代性の融合が見られます。 |
一番インパクトがあった作品。 圧倒されます。 |
お能の衣装も手掛けるコシノジュンコさん。 多才ですね。 |
フィナーレもまた独特。 コシノジュンコさんがひときわ大物に思えました。 |
感動的なショウが終わってすぐに、 高田賢三さんとお祝いの言葉をかけました。 「ジュンコ」「ケンちゃん」と呼び合うお二人は ほんとうに仲良し。 |
その後は祭典の間に移動し、そこで木寺昌人駐仏日本大使のご挨拶。それに続くのは迫力満点の太鼓の演奏。
体の全細胞に届くようなパワフルな演奏。 |
日本酒、シャンパーニュ、ワイン、天ぷら、洋風おつまみ。 どこまでも友好ムードが広がります。 |
この日のために京都から大勢の方々がいらしていて、 優美な着物姿を見せていました。 |
パリで味わう京都の文化。二つの都市の全く異なる伝統の組み合わせが素晴らしく、久しぶりにかなり感動しました。
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