思いもよらないことにびっくりしました。
「ル・フィガロ」のページがピンクだったのです。しかも政治の紙面も、経済、社会、アートもすべてのページがピンク。
最初、ピンクのページは何かのパブリシティーで、その後ろは通常の白い紙だと思ったら、とんでもない。めくってもめくってもピンク。それでやっと気がついたのです。2月14日、愛の日だからピンクなのだ、と。
それにしても何というアイディア。さすがアムールの国。いろいろな問題、不安、不満を抱えている今、ピンクの「ル・フィガロ」はそうしたことを一瞬忘れさせるのに十分。このようにちょっとしたことにも、人生を飾ろうというフランス人特有のセンシビリティーが感じられて、日常が豊かになります。
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