2022年3月16日

サハラ砂漠の砂塵がパリに

3月15日と16日は、3月半ばにしては異常な暖かさ。
サハラ砂漠の砂塵がフランスに飛来したからです。

ピレネー山脈から徐々に北上した砂塵で、空は一面、黄色になり、スキー場の雪は砂が混ざってオード色。一体何事が起きたかと、一瞬、恐怖を抱いたスキー客もいたそう。それはそうです、雪は白いと決まっているのだから。

オード色になったパリの空。
まるでセピアカラーの写真みたい。


車の屋根にもたくさんのサハラ砂漠の砂塵。

パリとその近郊にもサハラ砂漠の砂塵が大量に飛来して、夕刻になっても空が明るいし、まるでセピア色のヴェールがかかっているみたい。見慣れた街並みも建造物も今までと異って見える。現実離れしていて、古びた写真を見ているような、不思議な日でした。

マスク着用から解禁されたフランスだけれど、この数日間は、マスクをばっちりして外出しようと決心。何事も用心が大切。

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