工事中のオペラ・ガルニエのファサードが注目を浴びています。
驚異的な発想のトリックアートで名を成しているJR(ジェイアール)が、パリのオペラ座のファサードに手掛けたのは大きな洞窟。モノクロで、洞窟の中には眩しいほどの光が輝いている。岩と光の世界に向かって開いた巨大な洞窟の入り口を表現しているらしい。
圧倒的なインパクトがあるオペラ・ガルニエのファサード。 |
光りがほとばしる洞窟を目前にすると、 奥深くに吸い込まれそうな錯覚を起こす。 |
古代ギリシャでは洞窟の中で歌と踊りを神に捧げていて、それがバレーとオペラの起源になったとの説もあり、そうであれば、このトリックアートはオペラ座にふさわしい。
いずれにしても驚異的なインパクトがあり、近づくに従って洞窟の中に引き込まれそう。車や人がひっきりなしに行き交っているのに、そこだけ騒音と雑踏の世界から切り取って、時が止まっているように思える。言葉を失って、ただ見つめ、そうだ、これを記録しておかなくてはと、あわててスマホを向けるのです。
一体何事が起きているのかと、人々が興味津々で集まります。 |
遠くからもひと目を捉えないではいない迫力。 9月25日まで。 |
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