12月2日は、パリのノートルダム大聖堂で、ナポレオンが皇帝になる戴冠式を執り行った記念すべき日。1804年のことで、彼の生涯でもっとも晴れやかな日だった。
この日は、毎年、ナポレオン史学会主催の食事会があり、今年は140人が出席。ナポレオンの部下であり、皇帝の妹カロリーヌと結婚し、ナポリ王国の国王になったミュラの直系子孫、プリンス・ミュラもお出でになり、一段と華やか。
ひときわのオーラを放つプリンス・ミュラ。 |
今年は140人が集まりました。 この日のためにフランスの地方から来た人もいたし、 ベルギーの、しかも、ワーテルロー在住の人もいたほど、皆、熱心。 |
日本人ひとりなので、いつも質問攻め。 「ナポレオンは日本で有名?」 「どのように思われているの?」 「どうしてナポレオンに興味があるの?」 ・・・・ |
パリ中心のレストランで「皇帝バンザイ!!」の乾杯に続き、2時間の伝統的フレンチと会話の後、劇場に向かい、ナポレオンとフーシェの特別公演を鑑賞。その後は凱旋門で無名戦士の墓の炎を再燃するセレモニー。一日中、ナポレオンずくめの日でした。
トリュフ入りエッグ・マヨネーズ |
ビーフブルギニヨン |
チョコレートムース |
どれも伝統的なフランス料理。味がこってりしているし、ヴォリュームがある。たっぷりいただいた実感がうれしい。
毎年のことながら、感動しないではいられない12月2日の出来事。
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