9月27日午後、快晴の日、
ロダン美術館の内庭は花が咲き誇る美しい庭園に変貌。
ラフ・シモンズによるコレクション発表の会場として、
その日格別のおしゃれをしたのです。
ロダン美術館の内庭の ディーオルコレクション会場 |
ピンク、イエロー、ムラサキ、赤、白など
色とりどりの花と様々なフォルムのグリーンの葉が相まって、DIORの名を引き立たせる仮説会場の外観は、
その中にいかなるものが待っているか、
一歩、会場の中に入ると
そこは感嘆を呼ぶ夢の国。
高い天井から色鮮やかな花が、
カスケードのように下に向って優美な流れを見せている。
生花とアーティフィシェルの花や葉が、
競いながら、あるいは絡み合いながら
幻想的な空間を作っているのです。
それこそメゾン創立者クリスチャン・ディオールが愛してやまなかった、花の世界。
花のように装うマヌカンが次々と登場 |
その中をマヌカンが
次々とラフ・シモンズ創作の
ニューコレクションを披露。
花のように装う女性を
花に囲まれて観賞するデフィレほど、
メゾン・ディオールを象徴するものはない。
過去に敬意を払いながら、現在の息吹と若さを加味していることが明確なコレクションは、メゾンの揺るぎない地位と評価を再び世に示す高度なもの。
伝説的なバー、くびれたウエスト、花のモチーフ、体をなでるような優しさがあるライン・・・
いつまでのその中に浸っていたいような世界を、
ディオールは秋の到来と共にパリの真っ只中に届けてくれたのです。
多くの人が格別な会場装飾を 永遠に残したいと記念撮影。 もちろん私たちもその仲間。 水戸真理子さんと。 |