2014年3月30日

「パリ、アートとデザイン」展 つづき


やはり、また行ってしまいました。
開催期間は4日間。
その間に2回も行ったのです。
たっぷりと見れて、とても幸せ。

頑張って写真をたくさん撮りましたので
お楽しみ下さい。

どうですか、私がなぜ興奮するか
お分かりいただけるでしょうか?

噴水です
トルコ石をびっちりはめた家具

2014年3月28日

「パリ、アートとデザイン」展

芸術の街パリでは、大きなアートのエキシビションがほんとうに多い。
そうした展覧会に出品できること自体がステイタスで、
多くのアーティストは、それもひとつのターゲットとして創作する。

協賛のシャンパン会社の
広告塔もこの通り。
友人にアーティストがたくさんいるので、
彼らがいかにして世に認められるようになるか、
身近で見ているけれど、それはそれは大変。

作品に個性がなければ誰も関心を抱かないし、
たとえ優れた作品であったも、
多くの人の目に触れる機会がなければ、
あるいは、報道関係が語らなければ、
貴重な才能は埋もれたまま。
だから、エキシビションに出品することは非常に大切なのです。
費用は自分で負担する場合もあるし、ギャラリーが出してくれることもある。


インテリアが大好きな私にとって、
今開催中の「パリ、アートとデザイン展」は絶対に欠かせない。
なので、心躍らせながら会場へ。

中に入った瞬間、
個性的な演出で展示されている斬新な家具に、心が刺激され、もう大変。

我が家のサロンにはこのソファがいい。
ダイニングのテーブルはあれがいい。
そうそう、この家具は寝室に置くといい夢を見れそう。
入り口の壁にはあの鏡、
本箱はこれに変えたい・・・


頭の中で、
自分のアパルトマンの装飾がどんどん変わって、その忙しいこと、楽しいこと。
想像の世界に限りがなく、
いつまでいても飽きません。

才能の輝きが眩しい会場。

ということで、
昨日行ったばかりだけれど、
今日もまた行く積もり。

パリはいいですね。
アートの鼓動が響いていて、いいですね。
それは精神の高揚にとってもいい。

幸せ物質のセロトニンがどんどん増えて、
元気が出る、幸せになる。
もしかしたら、若返りにも効果があるかも。

だから、
今日も私は、
絶対に展覧会に行く。

そして、心行くまで想像の世界を漂うのです。

2014年3月26日

電子書籍

今は、電子書籍 kindle版  が人気のようですね。
私はそうした文明器具がさっぱりわからないのですが、旅行などに便利と人はいう。

そうなのか、と私の本の売れ具合をのぞいて見ると、どうもそれは事実みたい。

「最期の日のマリー・アントワネット ハプスブルク家の連続悲劇」
「マリー・アントワネットとフェルセン 真実の恋」

この二冊が皆様のお気に入りのようです。
やはりマリー・アントワネットはすごいです。
もう一冊彼女に関する本を書いたので、それも電子書籍になるといいな、
と思ったりもしています。


今日のパリは晴天。
私の心も晴天。
大人気のピエール・エルメのショーウィンドーも晴れやか。

パリジャンがとても幸せな日。

2014年3月20日

モロッコ、ベルベル人女性


モロッコはフランス人がとても好きな国で、
別荘を持っている人がとても多い。
特にマラケッシュとタンジェが大人気。

モロッコの
ベルベル人女性の展覧会

独自の文化をずっと守り続けているのが、
何よりの魅力なのです。
古くから住むベルベル人の工芸品は、
色の取り合わせとモチーフが独特で特に素晴らしい。

ピエール・ベルジェ=イヴ・サンローラン財団では、
現実離れした演出のもとに、
ベルベル人の女性にまつわる工芸品を展示するエキシビションを開催中。

カクテルのサロンには
サンローランが好きだった鏡がたくさん。

会場は薄暗くなっていて、
濃いブルーの天井には
無数の星が燦然と輝いている。
足を一歩入れた途端、訪問者はモロッコにいる錯覚を起こします。

幾何学模様が多いハンドメイドのカラフルな織物も豊富だし、宝石やシルバー、ブロンズを使用した多数の豪華なジュエリーは圧巻。
ブレスレット、ネックレス、ティアラなど、
どれも大ぶりで、しかもいくつも重ねて付けている。
高位の女性ほど多くのジュエリーを付けることを、今回学びました。

財団ディレクター、オリヴィエと。
マラケッシュで買ったネックレスと
サンロラーンの服で出席。気を使わなければと
張り切ったのです。
心行くまで観賞した後は、奥のサロンでカクテル。
入り口でピエール・ベルジェが招待客を迎えます。
彼が主催するデイナーやカクテルはサーヴィスが行き届いていてこの上なくシック。上質の社交を学べる貴重なひとときです。

この日はプレ・ヴェルニサージュだそうで、招待客が非常に少ない。
今までは公開前日のヴェルニサージに、数百人のひとりとして招待されていたのが、今回は前々日の特別な人のみの日に呼んでくださったのです。
ベルジェのあたたかな心遣いと寛大さに改めて感謝。

お礼の言葉を述べて階段を下りるとき、
同じ階段を、
イヴ・サンローランが毎日使用していたのだと、
感激しないではいられませんでした。
愛犬ムジックに会ったから、きっと感傷的になったのでしょう。
元気なムジックに久しぶりに会って
とても嬉しかった。サンローランの愛犬です。

2014年3月19日

バルテュスの本の出版記念パーティー

節子さんとお嬢さんの春美さんと、
友人のふたりのデザイナー。

20世紀を代表する画家バルテュスの新しい本が出版され、著者とバルテュスの家族出席のもとに記念パーティーが開催されました。

未亡人の節子さんはとても魅力的な女性。日本女性の鏡のような方で、日本の文芸に造詣が深いだけでなく、ヘアスタイルも古典的だし、いつもお着物をお召しになっていて、一見して日本女性であることがわかります。このことから、いかに彼女が祖国を大切にしていらっしゃるか伝わってきます。ご自身も画家で、展覧会を何度も開催しているし、本も数冊出版なさっている。

お住まいのスイスのグラン・シャレには、バルテュスが存命中だった貴重な思い出があふれていて、それを大切に保存している節子さんのバルテュスへの想いが、いたるところに息づいています。アトリエもバルテュスが使用していた当時のまま。節子さんがいくつもの鍵を回してそのアトリエをあけて入ったとき、彼女の全身から感動が放たれ、その波動が私にまで伝わり、押さえきれないほど動揺したことを思い出すたびに心が震えます。

格別なオーラがある節子さん。
上質の輝きが伝わってきます。
深い緑、澄み切った空気、広いお庭に咲く種類豊富な花、数匹の犬と猫。
それもバルテュス夫妻が暮していた当時と同じ。巨匠の静謐な絵の世界を体感するよう。

とはいえ、節子さんはとても活動的で、世界中で開催されるバルテュス展にかかわっているし、絵にも陶器にも余念がない。パリにも頻繁に足を運ぶ。一緒にいると格別なオーラが伝わってくる無比の人です。

2014年3月18日

女子会


日本では女子会がとても盛んなようですね。
内容的にはどういったものか、参加したことがないので分かりませんが、
パリで私が所属しているファム・フォロムは、
その女子会にあたるのかしら?

親しい会員のマリー・フランソワーズと
仕事を持っている女性の会なのですが、会員になるのには、会の役員を務めている推薦者が必要。
それが受け入れられたら、ディナーに3回招待され、そこで会員たちといろいろな話題について会話をし、OKが出ると正式に会員になり、その後の食事代は自分持ちで任意参加。

席に着く前の
カクテルもにぎやかこの上ない。
月に一回くらい集まってディナーをとりながら語り合い、友好を深めたりするのだけれど、その華やかでにぎやかなこと。
会場となるのは数年前からシャンゼリゼのレストラン、フーケッツの2階の個室。
以前は長年ルドワイヤンで会食だったのが、2つ星から3つ星になり、値段が上がって悲鳴を上げ、今のところはフーケッツに落ち着いています。

約60人ほど毎回集まります。
とはいっても、このところ私はサボっていて、久々に出席。
今回は女性の出版社経営者を10人もご招待しているというので、本を書いている私としては欠かせない。出席者は88人。

それにしても、こういう席にはなぜかスーツ姿が多い。働く女性のシンボルなのかしら。そういえば、シャネルはそうした女性のためのエレガントなスーツを作った人ですね。彼女自身いつもスーツ姿でお仕事だったようです。誰もが輝いて見えるのは、自分の仕事に情熱を抱いているからでしょうね。年齢に関係なく生き生きしていて圧倒されそう。

今年でこの会が誕生して30年記念だそう。
そのお祝いの特別ディナーは、3星レストラン、ルドワイヤンで後日にするそう。
もうこれは絶対に欠かせない。
すごいゲストをお招きするかも、と今からワクワク。
期待は膨らむ一方。これに関してはまたご報告しますね。
      

2014年3月16日

大気汚染 深刻

大気汚染ではっきり見えない悲しいエッフェル塔
エッフェル塔がかすんで見えるパリです。
晴天続きで喜んでいたら、空気がすごくよどんでいる、どころか、どこに行っても煙のような匂いがするではないですか。

風も吹かず、したがって空気は動かす、車からは排気ガスが元気にどんどん出ている。パリの汚染は北京なみと報道されているほどの汚染。

何とかしなくてはいけないと、金曜日から3日間、公共乗り物を無料にして、車の代わりにバスと地下鉄をと呼びかけたけれど、あまり効果なし。

こんなことを素直に聞き入れるパリジャンではないのです。
クラシックカーのマニアたちが、自慢の車で猛烈な排気ガスを誇らしげにあげながら、毎年大行進するパリ。

早く何とかしないとパリの住民の健康が悪化する。私だってそのひとり。
日本を見習ってほしいです。

2014年3月14日

典雅なロココに浸る

ルイ15世の時代に発達したロココ。 優美で繊細な曲線が絡み合うその様式は、華麗なヴェルサイユ宮殿にぴったりでした。

マリー・アントワネットは「ロココの女王」と呼ばれていますが、彼女の時代には古典主義を取り入れた新しい様式が生まれ、ロココは前代の名残のような存在だったのです。
同じヴェルサイユ宮殿に暮していたわけだから、当時の美意識が残っていても不思議ではない。

ロココ全盛時代を飾ったのは何といってもルイ15世の愛妾、ポンパドゥール夫人。国王でなく彼女の名がすぐにあげられるのだから、やはりポンパドゥール夫人はただ者ではなかったのです。

18世紀を代表するロココ様式は建築や家具、絵画に用いられていて、宮廷文化の華やぎが煌びやかに表現されています。

甘美な世界を描く絵を
あしらった、ステキな招待状。

富豪の銀行家夫妻の館が
今では美術館に。
ジャック・マール=アンドレ美術館では、その様式の代表的なふたりの画家、ヴァットーとフラゴナールに焦点をあて、その間に活躍した数人の画家も取り上げた展覧会を開催中。19世紀半ばに裕福な銀行家と画家の妻が建築させたその館ほど、このようなエキシビションに適している空間はない。

美術に深い造詣がある夫妻が、様々な国で購入した破格の価値の作品が、
広大な館の至るところに常時展示され、
多くの家具も残っているので、上質な人々のアートのごとき生活を体感できます。

美術品を多数収集していた夫妻が
購入したフレスコ画がこの上なく優美。
その二階で開催されている「ヴァットーからフラゴナールまで展」を観賞していると、21世紀はどこかに消え去り、18世紀、19世紀の甘美な時代の中に佇んでいる自分に気づきます。

瀟洒な邸宅美術館
美しい光沢を放つふわっとしたドレスに身を包む淑女たち、ご機嫌をとる端正な顔立ちの紳士たち、緑豊かな広い庭園でくつろぐ彼らは、不幸と無縁の、喜びと楽しみのみのユートピアで人生と戯れているよう。

そこから伝わってくる優雅で幸せな空気は、ほんとうに心地よい。
細胞に極上の栄養をたっぷり与えられること間違いなし。

ヴァットーからフラゴナールまで展
ジャック・マール=アンドレ美術館
7月21日まで

2014年3月13日

ジョゼフィーヌ展

眩いばかりに美しい
戴冠式のジョゼフィーヌ

ナポレオンの妃として名高いジョゼフィーヌが亡くなって今年で200年。
彼女に関する特別展が、リュクサンブール公園内の美術館で開催中です。

リュクサンブール美術館
200年も経っているのに、フランスの歴史上の女性で、いまだに世界中で繰り返し語られているのは、ジョゼフィーヌとマリー・アントワネットでしょう。

何が彼女の魅力なのでしょう。
私から見るとはジョゼフィーヌは、現代のパリジェンヌにも共通する要素を持つ人。
それだから、今でも興味を掻き立てないではいないのだと思う。

美しくなるための努力をいとわない。
そのためのお金もいとわない。

鏡に全身を映して自分を事細かに観察し、
欠点を隠す化粧法を考え、
優美な歩き方や仕草を訓練する。

話相手を魅了するために、声の出し方を練習する。
嘘をつくのが上手で、たとえバレても、うまく納得させる知恵と話術がある。
一見ひ弱そうで、
何かしてあげたいような雰囲気がある。
エトセトラ、エトセトラ・・・

ジョゼフィーヌは自分を熟知し、自分のスタイルをきずいた女性だった。
ジョゼフィーヌの高尚な趣味に
うっとり。
磨き上げた美貌と生きていく上での才知は、敵の指導者をも幻惑させたほど。
夫が皇帝になると、フランスのファーストレディとしての教養を身につけ、芸術的な社交を繰り広げ、大国を治める皇帝の妃にふさわしい
華麗な花となっていたジョゼフィーヌ。

もしもナポレオンが、子孫が欲しいためにジョゼフィーヌと離婚しなかったら、敵国はあれほど過酷な運命をナポレオンに背負わせなかったと思う。本気でそう思う。
なぜなら、単に、ジョゼフィーヌのような魅惑的な女性を悲しませたくないからだ。

ナポレオンが下降線を辿ったのは、ジョゼフィーヌと別れたときからだったのは、決して偶然ではなかったと改めて思う。きっと彼女には夫に栄華を与えるオーラがあったのだ。パワーのある格別美しいオーラが。

ナポレオンの人生にはさまざまな女性が登場したけれど、セント・へレナ島で生涯を閉じた彼は、本気で愛していたのはジョゼフィーヌだけだったとつぶやいた。
いつも賑わっている
リュクサンブール公園。
右は上院の旧リュクサンブール宮殿。

無比の人物であるナポレオンの心をそれほど捕らえていたジョゼフィーヌは、やはり稀有な女性だったのです。

リュクサンブール美術館に展示されている、ジョゼフィーヌが着用していたドレス、ジュエリー、靴、家具、食器、コレクションしていた絵画など、彼女が手に触れた数々の品を目にしていると、そこから格別な輝きが放たれ、それが語りかけているようで感動の連続。

ジョゼフィーヌを詳しくしるために私の著書「ナポレオンが愛した3人の女」講談社kindle版をぜひ読んで下さいね。
彼女についてしりたい人にぜひおすすめしたいです。
この展覧会には後3回くらいいきたい。
それほど稀有な内容なのです。

ジョゼフィーヌ展
リュクサンブール美術館
6月29日まで

2014年3月10日

日曜日 昼下がりのセーヌ河畔

車禁止のセーヌ河畔

変わらないようなパリだけど、
変わるパリ。
街並み自体には変化がないけれど、
この街に住む住民たちが変化をつけるのです。

今までは、夏だけセーヌ河畔に浜辺が登場して、そこで思い思いにヴァカンスを楽しんでいたパリジャン。ところが最近はセーヌ川沿いの一部を車禁止にして、いわば歩行者天国にしたのです。
それが、何と夏だけに限らずなのです。

オルセイ美術館近くの世界地図がユニーク
そうなると車が通れる道路が少なくなると、
反対もあったけれど、実現され、ごらんの通りこの賑わい。
自転車は通行していいようで、スイスイと気持ち良さそうに進んでいるし、子供たちも思いっきりはしゃいでいる。
犬もお散歩を楽しんでいるし、一角では数人でジムもしている。

川の上に浮かぶレストランでは、太陽を浴びながらゆったりとランチをとっている。

幸せに包まれる人々を見て
私もとても幸せ。
クレープ屋さんが大人気
橋の上ではクレープ屋さんが、おいしそうな香りを空高く放ちながら、笑顔でサーヴィスしている。

パリは本当にいい街。
詩や絵が生まれるエレメントがある街。

建物自体に変化が起きなくても、パリジャンのアイディアで光景が変わってしまう、
永遠に再生を繰り返す街なのです。

2014年3月7日

ある晴れた日の幸せなパリ

公園はパリジャンにとって自分の庭

このところ晴天続きのパリ。
そうなると、
家の中にじっとしていたくないパリジャン。
行き先は公園。

まだ気温が低いのでマロニエもプラタナスも葉が落ちたまま。
それでも絵になるのだから、
不思議です。

馬で巡回。
なんてステキなアイディア
パリの街並みにひったりの
メリーゴーランド
馬でゆっくりと巡回する警察官。
メリーゴランドで楽しむ子供たち。
その姿を見守る親たち。

噴水がしぶきを上げる大きな池では、アヒルたちがお昼寝したり水の線を引きながら泳いだり。
その周囲では人々が椅子に腰かけて憩っている。

平和が当たり一面に漂うパリです。

2014年3月3日

「ナポレオンが選んだ3人の女」電子書籍発売

講談社 電子書籍

今年は宝塚創立100年記念の年。
その開幕を飾るのは、鬼才の劇作家であり演出家の小池修一郎さんによる
「眠らない男 ナポレオン」の上演。

この記念すべき年に私の著書「ナポレオンが選んだ3人の女」の電子書籍が発売されることになり、とてもうれしいです。

革命の混乱の中から彗星のごとくに登場し、大きな野望を抱きながら飛躍に飛躍を遂げ、ついに皇帝の座を獲得したナポレオンの生涯は膨大で、複雑で、把握するのがなかなか難しい。

ナポレオンの生涯に大きな影響を与えた3人の女性がいます。
その3人とは、ジョゼフィーヌ、マリー・ワレフスカ、マリー・ルイーズ。
彼女たちを通して異なった角度からナポレオンを見る、というのが本書の目的です。

起伏に富んだ長いフランスの歴史上で、世界中でもっとも興味を持たれ、いつの世にも多くの人を魅了しているナポレオン。やはり彼は破格の人です。

「ナポレオンが選んだ3人の女」が彼を知る上で役立つことができたら、これほど嬉しいことはありません。

ナポレオンが放つオーラが皆さまに届きますように !!!
3月7日発売です。

2014年3月2日

高田賢三さんのお誕生日パーティー


いつまでも若々しい
高田賢三さん。
仲良しの賢三さんがお誕生日を迎え、
彼の自宅でお祝い。
パーティーは住まいの階下にある広々したアトリエ。
とはいえ、彼の卓越した感性でインテリアが施されていて、
とてもステキ。マントロピースや大きな鏡があちらこちらにあり、天井は高いしまるで邸宅。アート性豊かな空間です。

寛大で、優しく、いつもにニコニコの彼はずっと青年のまま。
精神的若さを保ち続ける賢三さんは、外見的にも驚くほど若い。ウラヤマシ~イ!!
見習わなくては。
年は彼と関係なく重ねられているのでしょうね。

演出はさすが。
くったくのない笑顔はいつも太陽のように大きく、
親しみやすく、おごり高ぶったところが皆無。
謙虚でシャイな彼を慕う人は多く、
翌朝まで賢三さんを囲んで和気藹々。

デリケートな心の持ち主の彼は、特有のアイディアで友人を迎える準備をし、たくさんのおいしいお料理とたくさんの最高級の飲み物で大歓待。

この日は賢三さんお気に入りのレストランTOYOのシェフをはじめとし、スタッフが勢ぞろいで特別サーヴィス。レストランを休業していらしたのです。腕を振るったお料理はどれもうっとりするほどの美味。皆、
人生の喜びを十分に味わいます。
最初は和服で
その後シックな服に着替えた賢三さん。

窓からはイルミネーションがきれいなエッフェル塔が見えるし、ドームが黄金色に輝くアンヴァリッドも見える。パリならではの最高のロケーション。

広々とした空間に響きわたる笑い声、たえることのない会話、ライヴのミュージック、極上のワイン、シャンパン、格別のお料理、行き届いたサーヴィス・・・・

幸せを全身にたっぷりと受けて、誰も彼もが満面の微笑み。一番嬉しそうなのは賢三さん。
談笑の合間は、軽快な音楽に合わせて踊りに踊ります。
最高の盛り上がりは、夜も更けたころに大きなバースデイケーキが運ばれたとき。「パッピーバースデイ」の大合唱に包まれて賢三さんの笑顔がさらに輝きます。
自画像が一段と輝いています。

賢三さん、
お誕生日おめでとうございます。
楽しいひとときをほんとうにありがとう。
世界中が賢三さんにお祝いの言葉を、心を、笑顔を送っています。


真夜中に近い頃を見計らって
バースデイケーキ登場。
ラデュレ特製。

2014年3月1日

パリコレ ディオールのプレタ・ポルテ

アブストラクトな花園の下でのショー
1月末にオート・クチュールのコレクション発表があって間もない2月末に、
今度はプレタ・ポルテ。
このようにモードは、目まぐるしい変化が要求される厳しい世界です。

デザイナーは永久に枯れることのない発案の泉を持っているかのように、次々と新鮮なアイディアを布で表現。
それが直ちに世界中で批評されるのですから大変です。

しかも、一般の人があたかも専門家のごとくに、
自分たちが受けた印象や意見を競い合うように語るのですから、地球人がすべてうるさい批評家のよう。

確かに、プレタポルテを購入するのは一般の女性たちだから、彼女たちの意見はとても重要。
フィーリングが合う服を作ることが、当然、重視されます。
デザイナーの新たな感性が織り込まれ、心を揺り動かされ、着てみたいという気持ちにさせなければならない。
並大抵なことではありません。

ディオールのデザイナー、ラフ・シモンズは、
女性の体を理想化するラインを創作することに才知
を発揮していています。それこそ女性たちの願望。
服によって欠点が隠れ、美しいシルエットを生み、鏡の中に異なった自分を発見する。
幸せな瞬間です。

ロダン美術館の庭の特設会場で発表した今回のコレクションも、ラフ・シモンズ独自のシャープなラインで、クラシック音楽のような清浄さと安心感がある。彼はもしかしたら、布を素材とする作品を創作するモーツアルトなのかも。

今回特に目立ったのは、大胆な色使いとシルエット。花のような女性をモットーにしていることには変わりがないけれど、もっと現代的で、軽快で、勇気があり、自己主張がある。つまり男性の気性をほどよく取り入れた、人生を積極的に生きる新しい女性像を示しているのです。

天井には色がブルー、グリーン、イエローなどに変化するアブストラクトなお花畑が作られ、その下で軽快な音楽に乗って繰り広げられるコレクション。幻惑的な世界です。

モードはいい。
平和が感じられるからいい。
装いに気を配る女性には幸福のオーラがあるからいい。
だから、年齢に関係なくいつまでもお洒落に気を配っていたいですね。私もそう心がけているつもりです。