そうした展覧会に出品できること自体がステイタスで、
多くのアーティストは、それもひとつのターゲットとして創作する。
協賛のシャンパン会社の 広告塔もこの通り。 |
彼らがいかにして世に認められるようになるか、
身近で見ているけれど、それはそれは大変。
作品に個性がなければ誰も関心を抱かないし、
たとえ優れた作品であったも、
多くの人の目に触れる機会がなければ、
あるいは、報道関係が語らなければ、
貴重な才能は埋もれたまま。
だから、エキシビションに出品することは非常に大切なのです。
費用は自分で負担する場合もあるし、ギャラリーが出してくれることもある。
インテリアが大好きな私にとって、
今開催中の「パリ、アートとデザイン展」は絶対に欠かせない。
なので、心躍らせながら会場へ。
中に入った瞬間、
個性的な演出で展示されている斬新な家具に、心が刺激され、もう大変。
我が家のサロンにはこのソファがいい。
ダイニングのテーブルはあれがいい。
そうそう、この家具は寝室に置くといい夢を見れそう。
入り口の壁にはあの鏡、
本箱はこれに変えたい・・・
自分のアパルトマンの装飾がどんどん変わって、その忙しいこと、楽しいこと。
想像の世界に限りがなく、
いつまでいても飽きません。
才能の輝きが眩しい会場。 |
ということで、
昨日行ったばかりだけれど、
今日もまた行く積もり。
パリはいいですね。
アートの鼓動が響いていて、いいですね。
それは精神の高揚にとってもいい。
幸せ物質のセロトニンがどんどん増えて、
元気が出る、幸せになる。
もしかしたら、若返りにも効果があるかも。
だから、
今日も私は、
絶対に展覧会に行く。
そして、心行くまで想像の世界を漂うのです。