上海の至るところで 見かけるディオール展ポスター |
空の色が青くなり、空気が新鮮に感じられ、木々が異なった色合いを見せる季節。
何もかもが新たな命を得たかのような、清々しい季節。私の細胞も生まれ変わって、何をしても成功するような錯覚を起こすのが秋なのです。
そうした季節にふさわしい展覧会を、モードの大御所ディオールが開催。場所は上海。
しかも、街が誇る人民公園内の現代美術ミュージアムで、です。
パリから約11時間の飛行機の旅を終え、空港についた途端にディオール展覧会のポスターが目にとまり、気分が一挙に引き閉まります。なぜなら、そのためにディオールがご招待してくださったのですから、期待と責任感が最大に広がったわけです。
夢のような作品ばかり 非日常の世界ここにあり。 |
翌日、ミュージアムに向うと、もうすでにお馴染みになったポスターがまた見える。見れば見るほど優雅なポスターです。美貌と知性がある女性が、落ち着いた色彩とデザインのディオールの代表的作品を身につけている。それは、もうすでに、フランスエレガンスの象徴ともいえるほどおしゃれ。
近代的なミュージアムでは、メゾン創立者クリスチャン・ディオールの作品から、現代の主任デザイナーまでの主だった作品を展示している貴重な内容。その数約100点。
シンボルタワーを見て大喜びの 無邪気な私たち。 |
それにしてもディオールは、やはり格別なメゾン。それを再認識できる有意義なイヴェントです。
ポスターの女性と美を競い合う 私たち。 |