「起きあがりこぼし」展覧会 左アラン・ドロン作、右高田賢三さん作 |
イネス・ド・ラ・フレサンジュ作 |
フランスはいち早く大震災に対して行動を起こした国。
各地で支援活動が行なわれ、救助隊も派遣しました。
日本人の沈着な態度は世界にお手本を示し、フランスでも大きく報道されていました。
あれから約三年後、福島県会津市の郷土品「起き上がりこぼし」展をパリで開催。
再びパリジャンの熱い視線を集めています。
起き上がりこぼしプロジェクト代表の 高田賢三さん |
400年前に誕生した「起き上がりこぼし」は、何度倒しても起き上がる不屈の精神、「七転八起」の表れ。これこそ大震災の被害を受け、復興に全身全霊を捧げていらっしゃる被災地の方々の美しい姿。
フランス人、日本人、国籍を問わずに様々な方々が絵付けをした「起き上がりこぼし」約100点が、現在パリ東寄りのベルシー展示会場で展示されています。作品の内、約半数は被災地へのプレゼントで、半分は19日にはパリ市長舎でオークションで売られ援助金となります。
ベルシーの会場 |
このイニシアティヴを取っているのが高田賢三さん。
パリ在住の日本人代表としてのボランティア精神に心を動かされ、12月5日のプレヴューにも多くの方がお見えになりました。
被災地の皆様に、このパリからの変わらぬ声援が届きますように。