何故か気になる木。 |
でも今日は一本の木に吸い取られるように近づく。なぜって、その木にただならぬ気配を感じたから。
丸く刈った木に大きな穴があいている。そうなると気になるもので、ちょっとのぞいてみたくなる。
木の中に気品ある鳩が。 理想的な巣だと、ここで子孫を残すのかしら。 |
しかも、枝に上手に止まっている。
私がのぞくと、チラッとこちらを見る。
でも、すぐに顔を背けて
「な~んだ、大した人じゃない」
と言っているみたいに完全無視。
凜とした姿に気品がある。もしかしたら女王さまかも、とますます気になる。