2022年11月6日

カルティエ リニューアルオープン

 2年以上かけてリニューアル工事を行っていたカルティエが、再びその重厚な姿を現しました。

カルティエがラぺ通りに本店を開設したのは1899年。ルイ・カルティエが、この通りの希少価値を素早く見抜いたのです。後にイギリス国王エドワード七世に「宝石商の王」と言わしめたカルティエは、それにふさわしい本店でした。特に威厳あるファサードの装飾は、長い時代の流れの中でも、凛とした姿を見せ続け、現在も健在です。

ファサードを飾る黒にゴールドが入った大理石は、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に使用したのと同じように貴重なもので、それが、この本店に、比類なき趣を与えています。

リニューアルオープンしたばかりのカルティエ本店。

すでに行列が出来るカルティエ本店。さすが「宝石商の王」

重厚な趣があるファサードの装飾。1899年から変わっていません。

「サモトラケのニケ」を彷彿させるディスプレイ。

特徴あるユニフォーム姿のドアボーイが、丁寧に迎えます。

今回新たに加えられた、車係りのボックスがおしゃれ。