2年以上かけてリニューアル工事を行っていたカルティエが、再びその重厚な姿を現しました。
カルティエがラぺ通りに本店を開設したのは1899年。ルイ・カルティエが、この通りの希少価値を素早く見抜いたのです。後にイギリス国王エドワード七世に「宝石商の王」と言わしめたカルティエは、それにふさわしい本店でした。特に威厳あるファサードの装飾は、長い時代の流れの中でも、凛とした姿を見せ続け、現在も健在です。
ファサードを飾る黒にゴールドが入った大理石は、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に使用したのと同じように貴重なもので、それが、この本店に、比類なき趣を与えています。
リニューアルオープンしたばかりのカルティエ本店。 |
すでに行列が出来るカルティエ本店。さすが「宝石商の王」 |
重厚な趣があるファサードの装飾。1899年から変わっていません。 |
「サモトラケのニケ」を彷彿させるディスプレイ。 |
特徴あるユニフォーム姿のドアボーイが、丁寧に迎えます。 |
今回新たに加えられた、車係りのボックスがおしゃれ。 |
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