2015年1月21日

ジャン・コクトーの貴重な写真、デッサン展

ジャン・コクトーの
若き日の写真が多く展示されています。

詩人、画家、劇作家、映画監督、
脚本家・・・
多才なジャン・コクトーは当時の文芸人に愛され、敬愛され、そして今でも多くの崇拝者を持つ人。

そのコクトーの貴重な姿をとらえた写真や、彼によるコラージュ、デッサンなど多岐にわたる作品が、今、パリで展示中。

展示会場は以前のイヴ・サンローラン本社で、現在の「ピエール・ベルジェ イヴ・サンローラン財団」。
すべてアメリカのコレクターから寄贈されたとのこと。
いつもシックなピエール・ベルジェ氏と、
コクトーの写真の前で。

コクトーの親しい友人であり、ミイ・ラ・フォレの彼の住まいを修復したピエール・ベルジェの発案で、今回の展覧会となったのです。
点数は少ないけれど、その内容の濃さはさすがベルジェ。作品は後日ミイ・ラ・フォレのコクトーのミュージアムに展示されるそう。

ヴェルニサージュの日は、ベルジェとサンローランと親しかった、あるいは今でも親しい人が集まり華やかでした。
モード界の人、装飾家、画家、文学者などオーラがある人ばかりで、話術も素晴らしく時間が経つのも忘れたほど。
サンローランの愛犬ムジック4世、10歳です。

感動したのは、ディオールとサンローランのお気に入りモデルだったヴィクトワールが、美麗な姿を見せたこと。高齢なはずなのに、美しい。見習わなくては。
今度和食レストランに一緒に行く約束をしたので、どこにするか悩んでいるところ。

サンローランの愛犬ムジックに久々に会えたのも嬉しかった。
名前を呼ぶと短い尻尾を振って可愛くて仕方ないほど。

心が豊かになる夜でした。
お互いによく知っているので和やかな雰囲気です。