長く貴重な歴史を刻んでいるトルコは見るところが多く、とても一度では回り切れない。
イスタンブールやエフェソスで訪問した歴史的名所・遺跡は、数年経った今でも思い出が鮮明に蘇るほどインパクトがあります。
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アンタルヤの地中海には本物の青がある。
心が吸い取られそうなほど美しい。 |
地中海に面した南西部のアンタルヤには、また異なった魅力があります。
まず、真っ青な海の色。どこまでも続く限りないブルーの世界に心が晴れ晴れします。
アンタルヤは古い時代からリゾート地として有名ですが、それ以上に素晴らしいのが、そこから日帰りで行けるいくつもの名所。
特に迫力あるのがパムッカレ。
小高い丘の上に石灰棚が続き、所々にある窪みの温水に人々が浸かっている。水着姿の人もいれば、服を着たままの人もいる。ここの温水が健康にいいとされているのです。
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「綿の宮殿」という意味のパムッカレ。
たくさんある窪みには温水が。 |
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ツーリストが多すぎ、年々規制が厳しくなっています。 |
世界遺産に登録されているはパムッカレは、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。その名の通り綿に見えたり、雲にも見える白亜の大規模な石灰棚は、類のない絶景。
パムッカレからアンタルヤのホテルにバスでもどるとき、夜空に煌めく無数の星が、手をのばしたらつかめそうなほど近くにあり、大感動。それだけ空気が澄んでいるということなのでしょうか。まるで宇宙の真っ只中にいるみたい。
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トルコは地震も多い国なのに、
石を積み上げて建築したローマ時代の劇場が、
いまだに残っているのは不思議です。
古代の人は優秀だったのですね。 |
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階段が多いし、暑いし、一休み。 |
アスペンドスの古代劇場はローマ時代のもので、ほぼ当時のまま残っているとのことで貴重です。今でもコンサートなどが開催されるそうですが、15000人も収容できる大規模な劇場を造ったローマ人の凄さに驚くばかり。
いろいろな国を旅するごとに、ローマ人が造った神殿や劇場に圧倒されます。ローマの支配がなかったら、文明はどうなっていたのかと、いつも思います。
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きれいなカーヴを描くマナガット滝。 |
マナガット滝はとても優雅です。
横長のゆるやかなカーヴを描いていて、激しさがないのが気に入っています。涼しさを満喫できる気品ある姿に、緑の中で突然出会えるのが素晴らしい。
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地中海のとっておきのブルー。 |
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小舟は海と仲良しになれるから理想的。 |
アンタルヤ滞在中に、小舟に乗って海の様々なブルー巡りもいい。澄み切った水に手で触れると、心身が浄化されるようです。