モナコのアルベール大公がいつまでも独身を続けているのに比べて、スウェーデンでは未来の女王のヴィクトリア王女と、妹のマドレーヌ王女がダブル婚約。
モナコがフランス人にとって気になる存在であるように、スエーデン王室の動きも見逃せないようです。それというのも、現国王カール16世グスタフの先祖は、フランス人だから。しかも、ナポレオンの部下だったベルナドットと、ナポレオンの初恋の人デジレの間に生まれたのですから、他人事ではないのです。
ナポレオンの時代に活躍したフランス人のジャン=バティスト・ジュール・ベルナドット将軍が、スウェーデン王家に迎えられたのは1810年のこと。その年に、当時の国王カール13世の王太子が急死したために、将来の国王にふさわしい人物を探さなければならなかったのです。
フランスとの関係はその後も深まります。
というのは、オスカル王太子が、ナポレオンの妃ジョゼフィーヌと前夫との間に生まれた息子ウジェーヌ・ド・ボーアルネの娘と結婚したから。ややっこしいのは、オスカルと結婚したウジェーヌの娘もまた、ジョゼフィーヌという名前だったこと。
このようにフランスと縁が深いスウェーデン王室。というのは、オスカル王太子が、ナポレオンの妃ジョゼフィーヌと前夫との間に生まれた息子ウジェーヌ・ド・ボーアルネの娘と結婚したから。ややっこしいのは、オスカルと結婚したウジェーヌの娘もまた、ジョゼフィーヌという名前だったこと。
将来女王になるヴィクトリア王女のフィアンセが、スポーツジム経営者だったことも何の障害にもならず、ふたりの幸せを心から願っているとは、何と理解ある国民。
「私自身が幸せにならなければ、大役をこなすことは出来ません」
と、はっきりと宣言したヴィクトリア王女。
自分の意見をきちんと述べるのは、フランス人の血が入っているからかも。
コメントを投稿