2010年9月15日

ビエンナーレ

前夜祭のディナーパーティー
パリはいろいろな行事があって、心がときめく街。
特に秋は、アートに関する展示会や展覧会が、あちらでもこちらでもあり、目が回るほど忙しい。
何もその全てを見に行く必要はまったくないけれど、広告や招待状を目にするとあまりにも魅力的で、それを逃したら損をするような大きな恐怖心に捕らえられてしまう私なのです。

だから秋は忙しい。
今年特に素晴らしいのが二年に一度開かれる
アンティック展のビエンナーレ。
 
シラク前大統領
9月13日の前夜祭ディナーパーティーには、シラク前大統領も出席。
相変わらずにこやかで暖かい人。
今でもフランス人が最も好きな
政治家なのです。

招待客は勿論正装。
ロングドレスとタキシード。
会場のグランパレに設置された選りすぐれたアンテイックの作品と、何と高貴な調和。

貴族の館を彷彿させる
豪華なギャラリー
アペリティフのシャンパンを片手に年代物の家具や書籍、宝飾、絵画、彫刻などを品定めしながら、談笑している紳士淑女を見ていると、あまりにも優雅な世界で、心が高揚するばかり。まるで映画の一場面。
美術館のように
多数の名画を展示するギャラリー
パリはやはり、生活自体がアートなのです。
全てにアートの息が通う街。
そうなのです。
パリは感性が磨かれないではいない街。
奥深さを持つ街。
特に秋は、
枯れ葉と相まって、
芸術色が一段と濃くなる
格別な街なのです。