資生堂30周年記念祝賀会 |
そのお祝いのパーティーは、広場に面した産業会館で9月23日に行われ、日仏ほぼ同じ人数が出席。なごやかな夕べでした。資生堂の30年間の代表的なウインドーディスプレイは
斎藤泰雄駐仏大使、千恵子夫人とご一緒に |
ああ、日本人で良かったと思うのはこういう時。
日本の企業がパリで素晴らしい評判を博していると、パリジャンはそれがいかにも、パリに住む日本人の業績のように褒め称えてくれるのです。
まあその逆もあって、日本はいったいどうしたのなどと、それも私たちの責任のように言われることもある。外国に住むということは、こうしたすべてをうまくこなすこと。結構大変です。
サンジェルマン・デ・プレ広場に 展示された 未来の資生堂のイメージ |
美の王国フランスでこれほど評価されるのは、やはりクオリティーの高さが生む信頼があるからでしょう。
高くてもそれなりの製品だがら当然とまでフランス人に言わせている資生堂です。
ソワレで味わった宝酒造の日本酒も格別においしかったし、
虎屋のきめ細やかなお菓子もきれいでおいしかった。
他に例を見ない、日本人独自のデリカシーが生む製品の素晴らしさを、改めて感じた尊い日でした。