これが 今はやっているお靴なの? |
ナンだか奇妙な形ね。それにしてもすごくヒールが高いじゃないの。
どうしちゃったのかしら。
これじゃワタシとてもはけそうもないわ。
あっちこっちで転びそう。
それなのにママンはこれをはいてお外を歩くのよ、信じられる?
とにかく足を痛めそうじゃないの。
ワタシから見るとマゾシューズっていう感じ。
それなのにみんなこういうお靴をはいているのよね。
まあ、年齢制限があるかもしれないけれど。
でもほんとうに流行がころころとかわって大変。
そのたびにママンは、
悲鳴をあげるの。
ちょっと大きすぎるかも。 |
靴選びはとても難しいそうで、いくつものブティックに行くんだって。
それでいて気に入るのが見つからないこともあるのだから、
彼女も苦労しているのね。
「ところで君、さっきから私の靴を見ているけれど、
まさか貸してほしいなんていわないでね。
だいたいサイズが合わないじゃないの、サイズが」
なんてママンに言われて、ワタシはビクッとしました。たしかにワタシには大きすぎるワ。かなり。ということは流行の靴をはけないってことなのね、つまんな~い。