舞台に立つことを夢見て オペラの練習 |
ワタシにむいていないようなので、
今度はオペラに挑戦しようと思って。
ほら、ワタシの声って
お友だちのと違って、個性的じゃない。
みんなほめてくれるの。
だからきっと
オペラに向いていると思うのよ。
そういうわけで、これからは
毎日練習にはげむの。
そのうち、才能が認められて、
舞台に立つことになるかも。
毎日練習にはげむの。
そのうち、才能が認められて、
舞台に立つことになるかも。
もしそういうお誘いがあったら、
もちろん引き受けるワ。
だけど、
「有名なオペラ座に出演じゃなくちゃ嫌ッ!」
ていうつもり。
どう、ワタシの歌声聞こえるかしら |
あまりにも感動的に歌うものだから、
アメリカやイタリアからも
お誘いがあるかもね。
などと夢はどんどん広がって、
なんだか最近興奮してよく眠れないの。
「いいのよ、夢を見て楽しい毎日を
送ることは大切だからね。
実現しないことを
夢見るものだから、
君は何も興奮することはないのよ」
本当にママンっていじわる。
でも歌うことは健康にもいいのよね。
だから、ずっと続けるわネ。