マリー・アントワネットの劇場で オペラを歌われた池田理代子さん |
「ベルサイユのバラ」で日本中をわかせた池田理代子さん。劇的な時代を生きたフランス王妃マリー・アントワネットをテーマとした劇画は、年齢、性別を問わずどれほど多くの人を虜にしたことでしょう。
マリー・アントワネットの名が、そして革命が、
これほど長い間日本で語られ、フランスの歴史が日本人の日常に浸透したのは、
池田さんのおかげです。
その池田さんがその後オペラを本格的に学び、マリー・アントワネットが建築させた劇場で歌われたのです。これは画期的なこと。マリー・アントワネットの劇場では、こうした催しを行なわないからです。
今回はヴェルサイユ宮殿の特別の計らいで、1月31日に実現。
白、パステルブルー、ゴルードのフェミニンな装飾の劇場で、マリー・アントワネットは自らも演じていましたし、義理の弟や貴族夫人も演劇に参加。この劇場は王妃がもっとも好む憩いの場だったのです。
駐仏大使夫人齋藤千恵子さんと ヴェルサイユ宮殿総監の ジャンテ・ジャック・アイヤゴン氏 |
「ベルサイユのバラ」の著者が、マリー・アントワネットの劇場で、しかもマリー・アントワネット作の歌をはじめとし、代表的なオペラを数曲歌うのです。池田さんのドレスも、勿論、マリー・アントワネット・スタイル。彼女が一番好きだったといわれている、目もさめるばかりのピンク、そして光輝く宝飾。
快く記念撮影に応じて下さり 感謝。 |
招待客は60人。池田さんの清らかなソプラノ、村田さんのバリトン、そしてクラヴサンの宮廷的響き。宝石のような輝きに包まれたひとときでした。
その後、庭園内のフランス・パヴィリオンでカクテル。池田さんはいただいた花束を手に登場。
その後、庭園内のフランス・パヴィリオンでカクテル。池田さんはいただいた花束を手に登場。