たまには新聞を読んだらどう? |
そういってママンがフィガロという名の新聞を、ワタシも目の前でチラチラさせるの。
でも、ちっともわからない。ニョロニョロした字がどこまでもどこまでも並んでいるばかり。
ときどき写真もあるけれど、どれもワタシの好みじゃないの。
だから、興味を示さない顔をしてそっぽを向いたら、
本箱にのっていたら カツジと仲良しになれるかな |
だって。
ナンだろう、そのコウジョウシンて。
「どうでもいいから、とにかく活字になれることね。だから、ほら、あそこの本棚にいって、活字と仲良しになりなさ~い」
《ネコと仲良しになるのならわかるけれど、カツジってどんな動物かしら。もしかしておもしろいかも》
そう思って本棚にのぼってみたの。
でも、ちがうのね。ちっとも動物じゃない。そうかといってオモチャでもない。
文字、モジ、文字、モジ。
読書の秋はもうイヤッ! |
ということで、さっさと本箱にサヨ~ナラ。
ワタシがしっている秋は、食欲の秋だけれど、時代が変わったのかしら。
と、悩んでいる今日このごろニャノ。