ビエンナーレ・デ・アンティケールの カルティエのまばゆいほどの作品 |
会場の演出が鬼才カール・ラガフェルドであることが、ひとつの大きな魅力になっていることは間違いなし。重厚な趣のアンティック店やギャラリーの間を、清涼な空気が通り抜けているような清々しい会場装飾は、大きな評価を得ています。
9月12日はブラックタイとロングドレスのディナー(これは出展者が主)、13日は朝11時から招待客へのプレヴュー。
14日から一般公開。
セーヌ河の船上でアペリティフ 左からファッション詳論家大内順子さん、 カルティエ・ジャパン社長クリストフ・マソーニ氏、 NHKエンタープライズ・エグゼクティヴ・プロデューサー小口比菜子さん |
世界に名を轟かせる宝飾店の輝きの競いは目眩を覚えるほど。
特にカルティエは250平方メートルという最大の広さで、好奇の視線を独占。
150点の新作品に加え、カルティエのミュゼオムに厳重に保管している貴重な作品を加え、総数160点という豪華さ。
貴石、デザイン、熟練の技が生み出すどの作品も、非日常の世界へと招きます。
それに浸っているときの幸福感は、何ものにも代えがたいほど。やはり宝飾界の王者だけあって、破格。
船内でディナー 左から婦人画報編集長出口由美さん、 ミセス ビューティ編集長落合真由美さん |
黄昏時の美しいセーヌ河に浮かぶ船に乗り、シャンパンを片手にしながら甲板でをゆったりとアぺリティフ。
いつの間にか船は岸を離れ、パリのモニュメントが次々と姿をあらわす中、和気藹々とした心地よい時が流れます。
頃を見計らって船室に下り、着席ディナー。
グランドピアノの前ではとびきりのイケメンが、親しみある曲を滑らかに演奏。
エッフェル塔が最高の輝きを 届けてくれました。 |
そうした中で味わう美味は格別。
時間が流れるにしたがって、パリの空が濃くなり、
ライトアップされた橋や美術館、エッフェル塔、自由の女神像などが見え、感嘆の声が船室で飛び交っていました。
船がユーターンし、しばらくすると、
カルティエ日本社長が甲板にのぼるようにとお誘い。何事が起きるのかとワクワクしながら階段をのぼったその数分後に、エッフェル塔が
まじかでチカチカと花火のような輝きを発散。
パリならではの素晴らしい演出に全員が感動し、大拍手。
老舗中の老舗のカルティエならではのご招待。
思い出の宝石箱に大切にしまっておきたいソワレでした。
食卓を飾るお花も、ディッシュも カルティエのシンボルカラーの赤。 |