2013年7月24日

ロイヤルベビー マスコミ前に


22日夕刻の出産の翌日に、世界のマスコミに紹介されたまだ名のないプリンス。
さぞかしフラッシュに驚いたことでしょう。
そういえば、どの映像でもまぶしそう。
いやいや、目が見えないベビーというのはそういうものなのです。

ロイヤルカラーのブルーの清楚なワンピースのキャサリン妃も、同じようにブルーのワイシャツのウィリアム王子も、顔をほころばせていかにも幸せそう。
気軽な服装でマスコミの前に姿を現したのがとても好評。
新しい世代は、彼らと共にあることがしっかり伝わります。

ウィリアム王子にエスコートされ、
キャサリン妃が胸にしっかりとベビーを抱きながら病院を出ると、待ち構えていた報道人と群集の間から歓声と拍手が沸きあがり、祭典気分。
お二人の笑顔は大きく、温かく、平和で、世界中に幸福を届けそうなほど。

キャサリン妃がベビーをウィリアム王子に手渡すと、またまた大歓声と拍手。彼らの一挙一動が歓びを搔き立てないではいない。そうした光景を、たとえテレビの小さな画面を通してでも見ていると、歓びの鼓動がグングン伝わってくる。

誰もが驚き、感動したのは、お二人が病院入り口の階段をおり、ベビーと共に報道人に近づいたこと。それだけではなく、彼らの質問にさえにこやかに応える。多分、出産が遅れマスコミの人が大変な日々を送っていたことに対する配慮だと思う。

「とても元気に泣く息子です」
「あなたたちを待たせて生まれたことを、大きくなったら話しますよ」
「どの親とも同じようにとても感動しています」
あるときはユーモアを加えながら、あるときはお互いに顔を見合わせながら、そしてまたあるときはベビーの顔を見つめながら、笑顔はお二人から離れない。

その後いったん病院の中に入ったお二人が再度出てきたときには、ベビーは小さなベビーシートの中。
ウィリアム王子が車の後座席に心を配りながら置き、ハンドルを握りキャサリン妃と揃って家族3人で去って行きました。行き先はケンジントン宮殿。その後はキャサリン妃の実家でしばらく暮すそう。

子育ては乳母 でなく自らおこなうというキャサリン妃。ますます開かれた王室、と世界の熱い視線をしっかり捕らえ続けるイギリス王家です。