昨年秋の「カルティエを愛した女たち」に
引き続き、
再度カルティエに関する本を書きました。
イギリス国王エドワード七世から「王の宝石商、宝石商の王」と称され、イギリス王室ご用達となったカルティエは、16ヶ国もの王家ご用達となった破格のメゾン。
そうしたカルティエであるから、ご愛用は名立たる王家の人々が多い。
蒼々たる人々のために作成された宝飾品は、宝石そのものに長い物語があるし、
その後ジュエリーが辿った運命も数奇なもの。
本書はイギリス、フランス、ベルギー、インド、スペイン、ルーマニア、ロシアの王家の人々に焦点をあて、それぞれの人にまつわる稀有なジュエリーについて語り、写真も豊富です。
たぐい稀なジュエリーが放つオーラを全身に受けて、豊かさを胸いっぱいに抱きながらお楽しみいただければうれしいです。
集英社インターナショナル
4月24日発売。