2020年11月24日

クリスマスを待つパリ

 ロックダウンが続いているパリですが、クリスマスが近づいてきたので、シャンゼリゼの街路樹に赤いイルミネーションが灯され、デパートもクローズしているとはいえ、ショーウィンドーのカラフルな飾りが祭典らしい雰囲気を散りばめています。

それにもかかわらず、人をほとんど見かけないので寂しい。ショーウィンドーから軽快な音楽が流れているのに、楽しい気分からほど遠い。例年、子どもたちが目を輝かせたり、歓声を上げるのに、それがないからますます寂しい。

デパートの入り口は、ご覧の通り閉まっています。
でも、中はキレイな飾り。
一刻も早く入りたい。

厳しい現実を忘れさせるような、
夢いっぱいの街並み。

ゴージャス極まりないシャンデリアも、
ショーウィンドーを飾っています。


誰もいないから、たっぷり楽しめるわね。
そういう私も同じ。

元気に踊り続ける姿を見ると、
パワーをもらえそう。

などと、
デパートのショーウィンドーに
見とれているのは私くらい。
街は華やかな装飾にふさわしくないほど、
静か。