コロナで2年間、旅行制限があり、それから解放された今年の夏は、パリを訪れるツーリストが急激に増え、国際色豊かなこと。イギリス、ドイツ、イタリア、オーストリア、スペインなど、ヨーロッパの人が最も多く、それに続くのがアメリカ人。日本人と中国人は非常に少ない。
パリはモニュメント訪問とショッピングが目的のようで、美術館やブランドのブティックは長蛇の列。大きなショッピングバッグを抱えながら歩く人々の顔も輝いていて、見ているだけで、幸せが伝わってくる。公園も大人気で、リュックサックを背負いながらのファミリーも多く、ほほえましい。
ホテルもレストランも大繁盛。コロナ以前よりいい成果をあげているそう。よかったよかった。停滞気味のフランス経済が、すこしでも上向きになってほしい。
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大繁盛のレストラン。このシーズンはテラスが最高。 |
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ブランドのブティックはどこも長い行列。 |
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ショッピングは旅に欠かせない。みな、じっと我慢しながら順番を待っている。
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リュックサックを背負って、軽快にフランス式庭園を散策。 これもパリの思い出に欠かせない。 |
本格的な落ち葉の季節はもうそこに来ている。これから木々が日に日に葉を落とし、それも絵になるパリ。そのときには夏と異なる人々が訪れ、芸術を尊ぶパリにふさわしい光景が生まれるはず。パリは訪れる人々によって変化する街だと、いつも思う。街と人々が一体となって、他の大都市に見られない特有の雰囲気をかもし出しているのだと。この街では人々は動く彫刻に見える。パリにいるという意識が、歩き方にも服装にも気配りさせるからかもしれない。
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秋の気配を感じさせる木々。 |
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落ち葉さえもアートに見えるパリの公園。 |
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