2025年2月10日

バレンタインデー

 愛や友情をお祝いする2月14日のバレンタインデーは、もうじき。数日前からいたる所で目に入るのは、赤やピンクの心があたたまるような装飾。日本では女性が男性にチョコレートを贈る日とされているようですが、フランスを始め、ヨーロッパ諸国にはそうした習慣はない。家族、友人、恋人たちがこの日をお祝いして、レストランで食事をしたり、きれいなカードやブーケを贈ったり。数年前からチョコレートも売られるようになりましたが、どちらかと言うと、これは、日本の影響。プライスも手ごろだし、美味しいし、パケジングもステキだから、プレゼントにぴったり。


スーパーもバレンタインデー特別コーナーを作って、
目も心もとらえます。

ハートのお花もゆらゆら揺れながら、
幸せを四方に散りばめています。

何もかもハート型。
やはり受け取ったら嬉しくなることまちがいない。
ピンクのハートの、適当な大きさの箱詰め。
口の中でとける甘いチョコ。やはり魅力的。

バレンタインデーと言えば、2022年にオーストリアのベルヴェデーレ宮殿のクリムトの代表作「接吻」の1万個のピースがNFTで販売され、大きな話題を呼びました。価格は一点1850ユーロ。たしかに、バレンタインデーにふさわしい作品。

クリムトの代表作「接吻」これがNFTで販売され、
多くの人が手に入れたのです。うらやましい。

聖人ヴァレンタイン(日本ではバレンタイン)
3世紀のキリスト教聖職者で、実際の顔は不明。
でも、このような絵が描かれたこともあったのです。
聖母マリアさまの前でひざまずく誠実な姿。