パリの女性たちがもっとも好きな色は、季節を問わず、年齢を問わずに黒。しかも、アクセサリーをつけずに、黒だけというのが圧倒的に多い。それは、街中でも、レストランでも、ソワレでも同じ。ココ・シャネルが語っていたように、多くの人がいる中で、黒い装いの女性が圧倒的な注目を集める。
たしかに、黒には、顔も体も引き締め、引き立たせるマジックがある。絶対的な存在感がある黒は、デザインがいかなるものであっても、際立つエレガンスを放つ。どのデザイナーも黒を使用することを躊躇していた時代に、シャネルはリトルブラックドレスを発表し、世に衝撃を与え、街中でも着れる色にしたのだから、やはり、彼女の業績は革命的。
イヴ・サンローランも黒をこよなく愛したデザイナー。彼の黒のタキシードは、女性に男性に負けない権力、強さを与え、究極のアイコンになっている。そこには、時空を超えるフランスのシックがまばゆいほど輝いている。
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絵のような光景。 ノーブルな黒一色を着こなすステキなパリジェンヌ。 |
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日常のさりげない動きにも、 黒がエレガンスを放ちます。 |
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ヤングジェネレーションも黒を愛用。 オールマイティの黒は、 昼も夜もパリジェンヌたちの心をとらえています。 |
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黒のコートと黒のバッグ。 ベージュ色の建造物が立ち並ぶパリに、 シックな装いはぴったり。 |
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若々しいコーデ。 ブランド品にこだわらず、自分の感性で魅力的な装いをするのが、 本物のパリジェンヌ。このマドモワゼルのように。 |
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