2025年4月1日

パリジェンヌが一番好きな色は、黒

 パリの女性たちがもっとも好きな色は、季節を問わず、年齢を問わずに黒。しかも、アクセサリーをつけずに、黒だけというのが圧倒的に多い。それは、街中でも、レストランでも、ソワレでも同じ。ココ・シャネルが語っていたように、多くの人がいる中で、黒い装いの女性が圧倒的な注目を集める。

たしかに、黒には、顔も体も引き締め、引き立たせるマジックがある。絶対的な存在感がある黒は、デザインがいかなるものであっても、際立つエレガンスを放つ。どのデザイナーも黒を使用することを躊躇していた時代に、シャネルはリトルブラックドレスを発表し、世に衝撃を与え、街中でも着れる色にしたのだから、やはり、彼女の業績は革命的。

イヴ・サンローランも黒をこよなく愛したデザイナー。彼の黒のタキシードは、女性に男性に負けない権力、強さを与え、究極のアイコンになっている。そこには、時空を超えるフランスのシックがまばゆいほど輝いている。

絵のような光景。
ノーブルな黒一色を着こなすステキなパリジェンヌ。

日常のさりげない動きにも、
黒がエレガンスを放ちます。

ヤングジェネレーションも黒を愛用。
オールマイティの黒は、
昼も夜もパリジェンヌたちの心をとらえています。


黒のコートと黒のバッグ。
ベージュ色の建造物が立ち並ぶパリに、
シックな装いはぴったり。

若々しいコーデ。
ブランド品にこだわらず、自分の感性で魅力的な装いをするのが、
本物のパリジェンヌ。このマドモワゼルのように。