2010年12月14日

假屋崎省吾さんの個展

假屋崎省吾さんによる
着物と花の共演
「美をつむぎだす手を持つ人」と美輪明宏さんに絶賛された華道家、假屋崎省吾さんの個展がプティ・パレで開催中。その前夜祭は12月20日。
彼がデザインした着物も数多く展示され、その華やかさは圧倒的。
それまでの着物に関する観念を変えてしまいそう。やはり華のある人ならではの感覚、そして何という大胆さ。

その足元に飾られた花たちも、晴れの日を喜んでいるかのように精気が満ちあふれている。和服姿の假屋崎さんは、こぼれるような笑顔で招待客に挨拶。非常に純真な人。そして輝くばかりのオーラがある。
正木靖公使と假屋崎さん

パーティーはプティ・パレ館長ジル・シャザルの言葉に始まり、假屋崎さんの日本語の挨拶。続いて、用紙に書かれたフランス語の挨拶を声高らかに読み上げる姿は、優等生の答辞のようで可愛らしい。正木靖駐仏日本大使館公使が、その後日仏語で假屋崎さんの才能を称えるご挨拶。そして乾杯。そのグラスが真紅というのが、いかにも假屋崎さんらしい。

假屋崎さんと公使夫人は
旧知の仲です
日本からお弟子さんも多数おいでになり、訪問着の女性も多く、プティ・パレはいつもと異なる東洋情緒のある空間美を見せていました。