2011年7月15日

パリ祭

7月14日は、フランス人がこぞって愛国者になる日。
日本では「パリ祭」と呼ばれているけれど、フランスでは「7月14日」
何となくものたりないけれど、これが事実。

フランスが誇る軍隊の行進が、シャンゼリゼで華々しく行なわれるこの日は、フランスの軍事力のすごさを再認識する日。そして私は、今年こそフランスの国家を覚えようと決意する日。

高らかな国家演奏がコンコルド広場であるし、軍服に身を包んだりりしい軍人の規律正しい行進が続き、その姿には、全面的に信頼を寄せたくなるようなものがある。

やがてフランスのリーダーとなるエリート校の生徒の行進もいい。
ナニがいいかというと、やはりその制服姿。

これを見ていると、ナポレオンが兵士の士気を高めるために、華やかな軍服を着せたのはもっともだと思ってしまう。軍隊とか軍服、行進には人を酔わせるものがあるらしい。

こうした日に大統領の演説がないのが、すごくいい。
軍を称えることだけに徹底しているのが、すごくいい。
そのあたりをきちんと区別していることが、フランス人の偉いところであり、
スマートだと思う。

いろいろと学ぶことがある7月14日なのです。