日本では「パリ祭」と呼ばれているけれど、フランスでは「7月14日」
何となくものたりないけれど、これが事実。
フランスが誇る軍隊の行進が、シャンゼリゼで華々しく行なわれるこの日は、フランスの軍事力のすごさを再認識する日。そして私は、今年こそフランスの国家を覚えようと決意する日。
高らかな国家演奏がコンコルド広場であるし、軍服に身を包んだりりしい軍人の規律正しい行進が続き、その姿には、全面的に信頼を寄せたくなるようなものがある。
ナニがいいかというと、やはりその制服姿。
これを見ていると、ナポレオンが兵士の士気を高めるために、華やかな軍服を着せたのはもっともだと思ってしまう。軍隊とか軍服、行進には人を酔わせるものがあるらしい。
こうした日に大統領の演説がないのが、すごくいい。
軍を称えることだけに徹底しているのが、すごくいい。
スマートだと思う。
いろいろと学ぶことがある7月14日なのです。