ディオールの3つのイヴェントが話題のパリです。
ディオールオム |
はつらつとし、現代性があり、見ていてとてもさわやか気分。若い男性の服装に、新たな傾向を与えたいという意気込みが感じられるコレクション。
レディースのオート・クチュール |
7月4日はレディースのオート・クチュール。ガリアーノ後のデザイナーがまだ決まっていないために、アトリエの代表が制作。会場はいつもの通りにロダン美術館の庭園内の特設会場。
ダイヤやエメラルドの 華麗極まりないネックレス |
ディオール社は後任者任命を急いでいないとのこと。これまでも何度かデザイナー交代劇があったメゾン。新たな展開の時期をいつにするか、慎重に検討中に違いない。
コレクション発表後は美術館の裏手に広がる豊かな芝生を通って、その突き当たりのバラ園に設けた会場で新作ハイ・ジュエリーの発表。
入り口でシャンパンをいただいて中に入ると、目が眩むほどの作品が、豪華な額の中に展示されているではないですか。それぞれのハイ・ジュエリーのお隣では、美女が優雅に微笑みながら説明。こちらのテーマは「バラの舞踏会」。バラはそれだけでも華麗なのに、ダイヤや、ルビー、サファイア、エメラルドなどが花びらにも枝にも、茎にも輝いていて、誰も彼もが感嘆するばかり。
すでに予約されている作品も数点あるそう。世の中には何て幸運な人がいるのでしょう。
体中の細胞がたっぷりと美を堪能した後は、本物のバラに囲まれて、またシャンパン。バラの間に椅子やテーブルが置かれ、そこで人々が談笑している様子は、まるで絵画をみる思い。そういえば、何となくルノワールの絵で見かけたような光景。
ロダン美術館の庭園で 午後の幸せなひととき |
久しぶりの谷口久美さん オペラに夢中だそうです |