ドムレミのあちらこちらに ジャンヌ・ダルクの像があります。 |
何しろ今年はフランス大統領選挙の年。現大統領ニコラ・サルコジがジャンヌ・ダルク生誕地、ドムレミに行き、村をあげての歓迎を受けたことから、大統領選立候補者や野党の政治家がぐつぐつ言っているのです。
戦いを失っていた王太子を、勇敢なジャンヌ・ダルクが助け見事に国王の座につけたので、人気が落ちているサルコジが、彼女の援助を期待して、それでわざわざドムレミに
行ったのだとの声が、あちこちから上がっています。
ジャンヌ・ダルクの 生前の唯一のデッサン |
イギリス支配にあったオルレアンを、彼女が激戦の末開放した5月8日も重要な日。オルレアンではもちろん華々しい行事がある。彼女が5月30日に処刑されたルアンもおおがかりなことをするとのこと。壮大なミサがあげられるかもしれない。パリで彼女が負傷した近くには黄金の騎馬像がある。そこでも何かあるはず。
ジャンヌ・ダルクの生涯を表すフレスコ画がある ドムレミ郊外のカテドラル |
フランスの統治者は、カトリーヌ・ド・メディシスを筆頭に占星術師に頼る人が多いようですが、今年ばかりはジャンヌ・ダルクがもっとも人気。
加熱するジャンヌ・ダルク争奪戦。
そのために私も忙しくなりそう。
何故って、やはりどこの行事も面白そうだから。
そのために私も忙しくなりそう。
何故って、やはりどこの行事も面白そうだから。