日本の老舗ならではの シックなソワレ |
10月18日にも、
日本を代表する宝飾店ミキモトと
高級靴店ロジェ・ヴィヴィエのニュー・コレクション発表があり、どちらにも出席しようと時間調整が大変。
幸い二店とも歩いて行ける距離にあるので助かったけれど・・・
ますヴァンドーム広場の
バロック様式の新作品 |
数少ない宝飾品が入っている箱をあけてパールのリングを取り出しました。
パールは日本を代表する宝飾品なので、
和服のときに使用することが多く、
この日のように洋装でパールというのは、
私には珍しい。
招待客は時間通りに集まり、
いかにこの日を楽しみにしていたかわかります。
ミキモトでロゼのシャンパンやフォアグラを
いただいきながら新作品を拝見。
今回の特徴は、フランス人が好むバロック様式で
躍動感と華やかさが込められ、
今までにない現代性が満ち溢れ
ロジェ・ヴィヴィエの デザイナー、ブリュノー・フリゾニ |
今度はロジェ・ヴィヴィエのブティックへと急ぎ足。
そのブティックは日本大使公邸のお隣にあり、
かつてはココ・シャネルが住んでいたこともある
なかなか瀟洒な建物。
こちらにも気をつかって
ロジェ・ヴィヴィエのデザイナーの靴を履いて出席。
これもパリの社交に必要なこと、
と私は思っています。
実際に彼の靴で出席の女性が目立ちました。
メゾンの親善大使 イネス・ド・ラ・フレサンジュ |
ロジェ・ヴィヴィエといえば、エリザベス2世の戴冠式の靴を作成したことで有名。メゾンを創立した本人はすでに世を去りましたが、彼のエスプリをしっかりと形あるものとして継承しているのが、現デザイナーのブリュノー・フリゾニ。
創立者ロジェ・ヴィヴィエには、ディオールの本を書いているときに知り合い、日本にも一緒に行った貴重な思い出があるし、ブリュノー・フリゾニは10年以上前からの友人。
何かと縁が深く、できれば複数の靴を買いたいけれど、
とても高いのです、ヒールもお値段も。
だから私が持っているのはたったの1足。
ラインが美しくてそれに魅了されて買ったのはいいけれど、
11cmのヒールはやはり高い。
履く機会が少なく今までに3回のみ。
今回の新作品も気に入っているので、ヒールの低いのをと思っているけれど、何しろ1000ユーロ。いつになったら買えるやら。
2階のVIPをお迎えするサロン |
でも最近は、こうして新作を見ているだけで満足するのにすっかりなれました。
つまり、自分が使うと思わずに、芸術品のように観賞すればいいのです。
この心がけは他の高価な品を見るときにも役立つのでおすすめです。