一年に四回あるファッションウィークの間の、
何と華麗で楽しいパリであることよ。
特に、道行く人の服装が個性的で華やかで、
見ているだけで心ウキウキ。
普段はシックで落ち着いた服装が目立つパリなのに、
デザイナーたちがコレクションを発表するファッションウィークは別。
ショーを見に行く人自身がデザイナーであるかのように、
アイディアあふれる思い思いの服装。かえってそちらの方が面白いこともある。
パリコレの会場で |
ストリートファッションは
いつの時代にも存在しているのです。
パリで面白いのは、各人の服装に変化があること。
自分をしっかり持ち、自分をしっかり観察し、
自分に何が似合うかよく知っている。
だから、日本人のように、
まるで制服を着ているように全員同じにはなっていない。
他の人に似合っても自分に似合わなければ、
たとえそれが流行であっても着る必要はないのです。
靴の王者にふさわしい 個性あふれる ロジェ・ヴィヴィエのパーティー |
そのひとつが靴の王者、ロジェ・ヴィヴィエの本の出版記念パーティー。
熱気が爆発していて窓を開けたほど。
特別に施したインテリアがこれまた個性的で、
さすがパリと感激を新たにしたほど。
このようにパリに暮らしていると
ストレスはたまらないのです。
特に、いとも簡単に感動する私は、です。