2013年11月21日

ガラ・ディナー



日本ではガラ・ディナーは、
クリスマスとか大晦日の特別ディナーという意味のようですが、フランスではガラ・ディナーは年中あります。

華やかなガラ・ディナー
オペラ座や、ヴェルサイユ宮殿、シャトー、美術館など豪華な場を借りての特別ディナーのことで、全員が招待客という場合もありますが、著名人はご招待でその他の人は参加費を支払うこともあります。それが経済的に恵まれない人々や、不幸な子供たちへの寄付金になるのです。

出席者は正装。
それがガラ・ディナーの雰囲気を高め、マスコミが報道し人々の関心を呼ぶことに役立ちます。ディナーの前にクラシックコンサートということが多いのですが、ときにはバレーやポピュラーを楽しむこともあります。

今年は初めて「砂漠の井戸」のガラ・ディナーに出席。
会場はパリ市内の軍隊国立クラブ。
アフリカに命の源とも言える井戸を作るための呼びかけで、
心を動かされました。

有意義な話が弾む素晴らしいテーブルでした。
二ジェリア大使をはじめとし、プリンセス、
経済界の人、テレビでよく見かけるスター、
ミス・フランスなど多彩な顔ぶれ。

アペリティフの間は軽快なライヴがあり、お互いに知り合い同士の人が多かったようで、ディナーの時間になって着席どころではないとばかりに、立ったままおしゃべりが続き、
マイクを使って呼びかけるまで大変な賑わい。

食事中もコレが続くのだから、フランス人のパワーは凄い。
同じテーブルにどのような人が集まるかは、毎回の楽しみ。

今回も寄付金が結構集まったようでよかった。
秋は特にこうした行事が多いパリです。