財団の外に見られる エキシビションのポスター。 |
イヴ・サンローランとピエール・ベルジェが創立した財団では、これまで多くの高度なエキシビションを開催し、多くの国の文化紹介に貢献してきました。
今年から趣旨を変えて、イヴ・サンローランのみに関する催しにすることをベルジェが決定。その趣旨の最初のエキシビションは「71年代」。
挑発的なクリエーションで話題を呼んだコレクションです。その代表作ともいえるグリーンのファーコートを筆頭に、28点展示。その頃は私まだパリに住んでいなかったので、ひときわ感動。一点一点がまるで宝物のように思える。
友人のギメ博物館の オレリー・サミュエルと。 |
素晴らしいのは作品だけでなく、それぞれの作品のサンローランのデッサンがあること。
中にはサンプル用の布地もはってある。
当時のショーの映像も流れていて、小さな部屋でのコレクション発表だったことがわかる。16区のスポンティニ通り30 bis 番地でのことでした。
ここが出発点で、そこからあれほどの大企業となったのです。
プレ・ヴェルニサージュに招待された人々は、いつも通りエレガントな装いの人ばかり。ベルジェが嬉しそうに顔をほころばせながら、ひとりひとり迎えている。
赤いポピーの花があちらこちらに。 |
アクセサリーで変化をつければ何十年たっても、新し
い服を身に着けた幸福感に浸れる。
するとベルジェは必ず言う。「とてもシックだね」。
何度言われても嬉しい言葉。
作品をじっくり鑑賞した後はカクテル。こだわりのベルジェだから、何もかもパーフェクト。時間はあっという間に経ってしまう。
預けておいたコートを若いイケメンから受け取り外に出ると、あたりは真っ暗。
パリがさらに好きになるような日でした。
5 avenue Marceau
75116 Paris
7月19日まで。