クリスチャン・ディオールの生家。 |
第二次世界大戦終了直後に、フランスのエレガンスを世界に発信した、クリスチャン・ディオールの生家があるのです。
大木が伸び伸びとした姿を見せる広大な敷地から、彼の実家が富豪だったことが分かります。 庭園には花が咲き、海も見える。清涼な空気に思わず深呼吸。 このところデモやストライキが連日あり、イヤ~な気分だったのが、一気に吹っ飛んでしまったほど。
パラパントを楽しむ人が何人もいました。 気持ち良さそうでうらやましい。 |
私も一度くらい味わってみたいけれど、とても無理。
それは見ているだけで分かります。
何しろ体は宙に浮いていて、防御する囲いなどなく、しかもユラユラと揺れている。
きっと私だったら悲鳴をあげっぱなし。
広い空を鳥のよう に自由自在に飛ぶのは、昔から人類の夢だった。それに近いことなのだから、夢中になる気持ちが分かる。
英恵さんと一緒に海産物を堪能。 彼女は海の幸の盛り合わせ。私は立派なオマールえび。 海の香りが幸せ気分を倍増。 もちろん白ワインをいただきました。 |
いかにもフレンチらしいクラシックな味つけがいい。年月を刻み込んだようなしっかりした味に、体も心も大喜び。
そういえば、私の常食になっているサージンの缶詰も、ノルマンディー産。
風光明媚で食べ物もおいしいこの地には、作家やアーティストを惹きつけないではいない魅力がある。今度ゆっくりとヴァカンスを過ごしたい。