2016年5月29日

クリスチャン・ディオールの生家

クリスチャン・ディオールの生家。
快晴のウィークエンドに、ノルマンディー地方のグランヴィルに行きました。
第二次世界大戦終了直後に、フランスのエレガンスを世界に発信した、クリスチャン・ディオールの生家があるのです。
大木が伸び伸びとした姿を見せる広大な敷地から、彼の実家が富豪だったことが分かります。 庭園には花が咲き、海も見える。清涼な空気に思わず深呼吸。 このところデモやストライキが連日あり、イヤ~な気分だったのが、一気に吹っ飛んでしまったほど。

パラパントを楽しむ人が何人もいました。
気持ち良さそうでうらやましい。
晴天で適当な風があったので、パラパントに最適。何人もの若者が気持ち良さそうに空をゆったりと散策している。あのような事が出来るなんて、本当にうらやましい。
私も一度くらい味わってみたいけれど、とても無理。
それは見ているだけで分かります。
何しろ体は宙に浮いていて、防御する囲いなどなく、しかもユラユラと揺れている。
きっと私だったら悲鳴をあげっぱなし。
広い空を鳥のよう に自由自在に飛ぶのは、昔から人類の夢だった。それに近いことなのだから、夢中になる気持ちが分かる。
英恵さんと一緒に海産物を堪能。
彼女は海の幸の盛り合わせ。私は立派なオマールえび。
海の香りが幸せ気分を倍増。
もちろん白ワインをいただきました。


 近くのレストランでいただいたランチも、さすが、食材に恵まれた土地だけあって、パリで味わえない美味。 海に面したレストランだったので、もちろん、お魚料理をいただきました。
いかにもフレンチらしいクラシックな味つけがいい。年月を刻み込んだようなしっかりした味に、体も心も大喜び。
そういえば、私の常食になっているサージンの缶詰も、ノルマンディー産。
 風光明媚で食べ物もおいしいこの地には、作家やアーティストを惹きつけないではいない魅力がある。今度ゆっくりとヴァカンスを過ごしたい。